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Danny Rampling

international news _ Jonty Skrufff _ 2005.12.07

Danny Ramling - 最後のお別れ

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

アシッド・ハウスのパイオニア Danny Rampling が、先週行われた Turnmills でのロンドン最終ギグの前に、Skrufff とのインタビューに応じ、「状況さえ良ければ、12 時間以上プレイするつもりだ」と話した。

「もし昼になってもまだ満員で、僕にエナジーが残っていれば、プレイし続けるさ。ギグの前は、セット時間にペースを合わせて準備するつもりだよ。夕方に少し眠ってからギグに向かうんだ。ただ、ギグの前は緊張するだろうし、ナーヴァスになるだろうから眠れるかどうかはわからないけどね。大抵、ギグの前はこういう感じなんだけど、今回はただのギグじゃないからね。歴史に残るギグなんだ。それに、その夜は飲み過ぎないように気をつけるよ。お酒のせいで疲れてしまうこともあるからね」

また彼は、ジャンルや時代で分けられているというレコードや CD を、100 枚入りのレコード・ボックス 10個に詰め込んでセットに挑むと語ったものの、'90年代初頭に彼がプレイしていたハード・トランスやテクノはプレイしないと話した。

「Tony De Vit へのトリビュートはないよ。Star 69 や Murk、(Danny) Tenaglia のようなトライバル / エレクトロニック・ビーツはプレイするけど、bpm 130 がマックスだよ」

最後にプレイするトラックは、まだ決めていないと話す Danny。(「相応しいトラックは何曲か考えてるけど、最終的にプレイするトラックは、終わる時間やフロアにいる人を見てみないと分からないな」)そして、プロとしての DJ 活動を終えることに対しても、すでに感情的になっていると明らかにした。

「少し悲しいよ。僕の人生の一幕が終わろうとしてるんだ。大好きな音楽を残して去っていくのは、簡単なことじゃないさ」

「数ヶ月前はこんな風に考えてなかったけど、全てが終わりに近付いてくると、さすがにね。来年はもっと変な気持ちになるんだろうな。ただ、将来を見据えて、素晴らしい思い出と共にこの人生の一幕を終わらせることが全てなんだ」


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