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Sasha

international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.08.04

Sasha - 北での恐ろしい体験を語る

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)

ダンス・ミュージック界のスーパースターDJ Sasha が、'90年代前半に彼がレイバーとしてよく足を運んでいた マンチェスターのクラブ、ハシエンダについて語り、彼の初めてのクラブ体験は非常に危険なものであったと話した。

「いつでも喧嘩が起きてたよ。しかも、ただ単に2人の男同士ってわけではなくて、ギャングが誰かに喧嘩を売るってケースが多かったね。クラブに入って来て、いきなりドアに発砲、なんてこともあったよ」

このように Sasha は、ギャングスターたちがクラブで遊び始めたときの様子を語った。

「でも俺はマンチェスターのい中でもかなり治安の悪いサルフォード出身だから、慣れてはいたけどね」

しかしながら、アシッド・ハウス全盛期のハシエンダでレジデント DJ を務めていた Graeme Parke は、当時のギャングスターについての話は、メディアによって 「大げさに表現されている」と語った。

「確かにギャングスターはいつもクラブにいたさ。でも、喧嘩騒ぎさえなければ、彼らがギャングスターだなんて誰も気付かなかったし、1992年に3ヶ月間ハシエンダが閉鎖に追い込まれた時以外、あまりそういった騒動は起こらなかったんだ。クラブが再開した後は、ハシエンダは全く危険な場所ではなくなったよ」このように Graeme は語る。

「しかも、僕はいつもフロア上の安全な DJ ブースにいたから、フロアで何が起こってるかはあまり分からなかったしね」

しかしながら、彼は当時はまだ無名だった若き Sasha が、よくクラブに遊びに来ていたことは覚えているらしい。

「Sasha はハシエンダで DJ を始める前から、よくお客として遊びに来てたよ。 "いつか DJ になりたいんだ" って僕たちに会うたびに話していて、僕らは "なれるだろうよ、だって君は毎日のようにここに遊びに来てるんだから"って思ってたんだ」 (Jonty Skrufff / Skrufff.com )

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