本名 : Tim Liken
スタイル : ハウス
出身地 : イギリス
関連プロジェクト : R.I.P Producitons、Double 99
関連レーベル : Underwater Records
所有レーベル : AT Records, Ice Cream Records
オフィシャル・サイト :
www.timdeluxe.com
ノース・ロンドン出身、日本でもトップ・クラスの人気を誇るスーパー・スター Tim Deluxe にデビューのチャンスが訪れたのは、彼がまだ18歳にも満たない少年のときのことであった。ロンドンはイズリントンにあるレコード・ショップ
Time Is Right でアルバイトをしていた彼は、イギリスのベテラン DJ である CJ Mackintosh にデモ・テープを渡すと、ダブル・ブッキングしてしまっていた
Mackintosh の代役として、名門クラブ Ministry of Sound で ハウス・シーンの重鎮 Todd Terry と共にプレイする機会を獲得する。当時は
Todd をはじめ、Masters at Work や Roger Sanchez といったアメリカのハウス・ミュージックを聴いていた彼にとってはこれ以上ないほどの大役を見事に務め上げ、その実力を早くもシーンに見せ付けることとなるのであった。
‘94年には、グラフィック・デザイナー Omar Amidora、ハードコア/ジャングル系レーベル Boogie Beat のオーナーである
Andy Lysandrou と共に、自身のレーベル Ice Cream Records を設立。Omar Amidora とのプロジェクトである
R.I.P Producitons、Double 99 名義で数々のガレージ・チューンを送り出している。 そういった自主レーベルでの活動を続ける中で、元
Underworld の Daren Emerson に見出された彼は、Darren の主宰する Underwater Records からの初シングル
‘Siren’ を ‘01年にリリースする。そして、その翌年にはラテン・フレーヴァーを大胆に取り入れたハウス・トラック ‘I Just Won’t
Do’ が世界的な大ヒットを記録し、一躍彼は時の人となるのであった。
‘03年には、初のオリジナル・アルバム “The Little Ginger Club Kid” を世に送り出す。ありのままの自分を表現したいという理由から自身の幼少期の写真をアルバム・ジャケットに使った同アルバムは、その写真の持つ雰囲気と同じく、誰にとっても親しみやすいキャッチーなヴォーカルの入ったハウス・チューンが満載となっており、クラブ・ミュージックとしては異例の大ヒットを記録した。また、同年には日本のフェスティバルの代表格
Fuji Rock Festival に出演、そして翌 ‘04年には巨大クラブ・ミュージック・フェスティバル Electraglide にも登場するなど、日本における高い人気も文句なしに証明してみせたのであった。
‘05年には、自身のレーベル AT Records を設立。最近は Alter Ego や DJ T といったドイツのミニマル系アーティストにも注目していると語る彼は、’05年に
‘Reflections’、’06年には ‘I don't care’ というアンダーグランド色を強めたトラックを送り出して話題を集めた。また、同
‘06年9月には全世界待望のセカンド・アルバム “Ego Death” のリリースを予定しており、その直前となる8月には日本全国を縦断する大規模なツアーも決定している。(Yoshiharu
Kobayashi ; HigherFrequency)
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