SVEN VATH IN THE MIX - THE SOUND OF THE SEVENTH SEASON WORLD TOUR @ WOMB, Tokyo
DATE : 27 January 2007 (Sat)
DJ : Sven Vath
PHOTOGRAPHER : Mark Oxley Official Site
Text : Masanori Matsuo (HigherFrequency)
| ’９０年代の初頭からシーンの頂点に君臨し続け、世界に誇るビッグ・レーベル Cocoon Recordings の総帥でもある Sven Vath が昨年の９月以来、約４ヶ月ぶりの来日を果たした。今では毎週５０００人以上ものクラウドが訪れるモンスター・テクノ・パーティーとなったイビザでのイベント Cocoon Club Ibiza Wild Life。今回は、そのイベントの雰囲気をそのままパッケージングしたミックスCD "The Sound Of The Seventh Season" を引っさげての来日ということで、旬なミニマルやエレクトロ・ハウス・チューンを駆使し、まさに Cocoon カラー全開となったサウンドを 日本のオーディエンス達へ存分に披露してくれた。また、プライベートで立ち寄った Richie Hawtin がブース内にその姿を現すというテクノ・ファンにはたまらないサプライズもあった。 |
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会場へ着くころには、すでにキャッシャー前で長蛇の列が発生。海外の週末イベントを思わすその光景と、’９０年代から全く衰えぬ Sven の王者的人気に圧巻されつつ、多くの人をかいくぐり無事メイン・フロアーへ辿り着くことに成功した。端から端まで埋め尽くされた大量のクラウド、エモーショナルかつハイセンスなライティング、そしてメタリックな質感を帯びた繊細なミニマル・サウンドが充満するその空間は、入った瞬間から Sven Vath 並びに Cocoon 的な空気を実感。クールなミニマル・トラックでじわじわとビルド・アップしたあとは、Heartthrob 'Baby Kate'、 Tom Pooks 'Pablo Assan'、 Agoria 'Code 1026' といった彼の最新ミックスCD "The Sound Of The Seventh Season" の収録曲を次々とドロップし、そのピーク仕様なサウンドによって多くのクラウドを発狂の渦へと導いていた。あまりにも利にかなった選曲や最先端をいくトラックの連発によって、筆者も感動と興奮に浸っていると、なんとブース内にいる Richie Hawtin の姿を発見。 プライベートでアジア旅行中の彼が、友人である Sven の元へ立ち寄ったということだ。 Richie が横で見守る中、深みに入る時間帯では BPM を上げつつドライブ感のあるハード・テクノなども投下し、極上のフィナーレまでクラウドをロックし続けるのであった。 |
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パーティー・レポート : Cocoon Club feat. Sven Vath (2006/09/09)
リリース情報 : Sven Vath / The Sound Of The Seventh Season (2006/11/03)
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