HigterFrequency パーティーレポート

ENGLISH PARTY REPORT

REAL GROOVES VOL 6@ YELLOW

REAL GROOVES VOL 6 feat AKUFEN & MIKE SHANNON @ SPACE LAB YELLOW, TOKYO

DATE : 20th August, 2005 (Sat)
DJs : Akufen, Mike Shannon, John Connell, AKR
PHOTOGRAPHER : Mark Oxley / Official Site
TEXT : Kei Tajima




独特の世界観を持った革新的なエレクトロニック・ミュージックをクリエイトするアーティストとして、多方面からリスペクトを受け、リスナーを魅了し続けているDJ /プロデューサー Afuken こと Marc Leclair が、同じくカナダ出身のDJ /プロデューサー Mike Shannon を引き連れて来日、Space Lab Yellowの人気レギュラー・イベント Real Grooves にてDJ ギグを行った。

REAL GROOVES VOL 6@ YELLOW
REAL GROOVES VOL 6 @ YELLOW
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REAL GROOVES VOL 6 @ YELLOW REAL GROOVES VOL 6 @ YELLOWOPTIMO @ YELLOW
REAL GROOVES VOL 6 @ YELLOW REAL GROOVES VOL 6@ YELLOW

さすがはYellow のレギュラー・イベントだけに、早い時間から混雑をみせていたフロアで HigherFrequency を迎えてくれたのは、10年以上のDJキャリアを持ち、プロデューサーとしてもAkufenと同様、ドイツの名門レーベル Force Inc. からアルバムをリリースするなど、カナダのダンス・ミュージック・シーンを代表するアーティストとして注目を集めている Mike Shannon によるグルーヴィーなテック・ハウスだった。イメージ的にもう少しクリック・ハウス系の音を想像していたのだが、彼がプレイしたのはそれよりも少々パワフルな、テッキーなサウンド。勢いのあるセットの中に、時折ヒネリのあるグッド・トラックをドロップしていくというスタイルでクラウドを魅了していた。しかし、セット中盤から筆者にとっては少々ハードすぎたかもしれない。Akufen のセットに向けて、ジワジワと盛り上げて欲しかったというのも正直な意見だ。

そんな筆者の気持ちを一気に盛り上げてくれたのは、やはり Akufen。Mike Shannon によってビルド・アップされたグルーヴィーな空気を壊すことなく、クリック・ハウス〜テック・ハウス系の独自のトラック・チョイスで、爽やかな風をフロアに吹き込んでいく。Fabric 17にも収録された Philippe Cam "LFO Drive" や、Crackhaus "Ample Slack" などをプレイし、クラウドを熱狂させると、DJ Sneakによる "Funky Rhythm" のリミックスなど、終盤に向ってはファンキーで、少々ハードなテクノ・トラックも織り交ぜながら、グルーヴの波を起伏させ続けた。その後、Shannon と Akufen によるバック・トゥー・バックも披露され、カナダを代表する二人のアーティストによるセットは、最後までその勢いを失うことなくフロアを沸かし続けるのであった。

REAL GROOVES VOL 6 @ YELLOW

REAL GROOVES VOL 6@ YELLOW
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