international news _ 2006.09.21
Text by Nick Lawrence _ Translation by H.Nakamura
ドイツのベルリンに拠点を置く名門テクノ・レーベル Tresor が、先週めでたく15周年を迎えることとなった。’91年に設立された同レーベルは、’90年代初頭のテクノ・シーンにおいて Jeff
Mills、Robert Hood、Thomas Fehlmann を始めとした重要アーティストによる歴史的作品を次々とリリースし、その後も Juan Atkins、Joey Beltram、Cristian Vogel といったトップ・アーティストの作品を世に送り出すことで、「名門中の名門」という称号を得るにふさわしい活動を展開してきた。
これまでリリースしてきたタイトル数は200を超え、15年の月日を経ても全くその勢いが衰える気配すらない Tresor。来る11月には最新作として、デトロイトの
Burden 兄弟によるユニット Octave One feat. Random Noise の過去の名曲を中心とした CD+DVD 作品が発表される予定になっている。
また、昨年の春を持ってその長い歴史に一旦幕を閉じた伝説的クラブ Tresor Club が、近々再オープンするとの話は、当サイトのニュースでも取り上げたこととおりであるが、どうやらベルリン/ミッテ地区にある、発電所跡にその居を構えてレギュラーで営業をすることになるようだ。グランド・オープンの日取りなど、詳細はまだ明らかとなっていないが、明らかになり次第、当サイトでも情報として掲載していく予定。
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