international news _ 2005.09.06
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by H.Nakamura (HigherFrequency)
Fatboy Slim こと Norman Cook が今週 Mixmag とのインタビューの中で、いまだに間違った回転数でレコードをかけてしまうことがあること、そして何よりも興味深いことに、これまでにコンピューターを1台も所有したことがないことを明らかにした。
「コンピューターは使わないんだ。今までに誰かからメールを受け取ったこともないし、MP3 ファイルを受け取ったこともない。でも、このやり方を変えるつもりはないよ。オレはオールド・スクールなんだ」と Norman は豪語している。
どうやって彼がコンピューターを使わずにエレクトロニック・ミュージックを制作してこれたのか、その部分については明らかにされていないが、数ヶ月前に Norman は、自分が成功した秘訣は、作曲の方程式にこだわらず「サビとグルーブのみ」で曲を制作したことにあると明らかにしている。
そもそも Norman は、かつて"Rockerfella Skank"や"Praise You"が大ヒットしている頃にも、自分のソング・ライティングのスキルについて馬鹿にした発言をしていたが、特に70年代を代表するバラード・シンガー Barry Manilow が Fatboy Slim の大ファンだということを聞いたときには、次のような発言をしたことがある。
「Barry Manilowが、"オレは今でも最先端を行っているよ。Underworld も Fatboy Slim も好きだからね"みたいなことを言ってたんだ。まぁ彼も悪気はなかったんだろうけど、でも、どう考えても Barry が"Funcking in Heaven"を聞きながら、"う〜ん、これは素晴らしい作曲だ!"なんて言うとは思えないんだよね」
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