international news _ 2006.10.18
Tiefschwarzによる新レーベル、遂にベールを脱ぐ！
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
今やグローバルな人気を誇る Ali と Basti の兄弟エレクトロ・ユニット Tiefschwarz によるニュー・レーベルSouvenir が、満を期して遂にスタートする。レーベル設立にあたり、彼らは次のような音を求めているようだ。
「僕たちがDJ中にプレイしたいと思えるような、フレッシュで自信に満ち溢れたアーティストと契約を結びたいね。セットに活気を与えてくれるようなダンス・ミュージックを探してるんだ。アーティストとして成功するにはまず自分を信じること。そしてクリエイティブでクレイジー、かつオリジナルなサウンドをつくることを忘れずに」
記念すべきレーベル第一弾は、Ichundu ( Tiefschwarz の別プロジェクト) によるミニマル調のシングル’Hey’。その後も Phonique と Riton のリリースが控えているが、Tiefschwarz の２人は「レーベルを急速に大きくするつもりはない」と語っている。
「僕らは常に着実なアプローチを心掛けてるんだ。何枚かリリースをした後、レーベルの方向性を再確認するつもりさ。レーベルを立ち上げるのはけして簡単なことではないけれど、きっと成功させてみせるよ。焦ることなく慎重にね」
またAliはこのように付け加える。
「レーベル経営だけに力を注ぐつもりはないよ。いままでの活動にレーベルを加えることで、バランスを上手く取っていくつもりさ。これまでに築いたコネクションやネットワークを活かして、やっとレーベル設立までこぎつけたんだ。これからは安定した基盤の上にDJ、プロダクション、レーベルの三本柱で頑張って行くよ。このレーベルは僕たちだけじゃなく、友達や新しいアーティストが楽しめる場所にしていきたいな」
なお、レーベル運営にはフランス人アーティストの Arthur Velasquez も参加している。
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