international news _ 2005.11.29
Text by Jonty Skrufff (skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
8 月のニュースでもお伝えしたとおり、かねてから多数のメディアにて展開されていた否定的な報道を受けて、 地方自治当局が万里の長城の管理に関する規制を再び執り行い、中国の歴史的建物であるこの建物内でのレイヴ・パーティーを全面禁止することとなった。
この問題は、パーティーに参加したレイバー がゴミを散乱させ、建物に向かって用を足しているなどとして、中国の有力な新聞 The China Daily などが、「中国の文化と歴史の中で最も重要なシンボルの神聖冒涜によって、中国の人々が精神的にダメージを受けている」と批判したことに始まった。
「中国の尊むべき神聖な国家シンボルである万里の長城を非道なお祭り騒ぎと結び付けて考えるには、とっぴな想像力が必要だ」このように新聞は加えた。
「しかし、財産を守るのが大事であり、個々の "崇高" の追求が人々の標準価値である時に、この類の想像力は必要とされないのだ」
しかし、今年万里の長城の金山嶺セクションでパーティーをオーガナイズした地元 DJ Dio は、Beijing Today に対し、「これからもパーティーは行われるであろう」という前向な考えを明らかにした。
「レイヴ・パーティーは続けるべきだと思うよ。当局が禁止するなら、もちろん出来ないけどね」
「だけど、前回のパーティーは当局からの許可もきちんと出ていたし、契約書関連のペーパーワークだってすべて済ませていたんだ」
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