international news _ 2004.11.29
以前、Freestylersによる"Fabriclive 19"のニュースをお伝えした際にもチラッとレポートしたが、プログレッシブ・シーンのゴッド・ファーザーJohn Digweedが、Fabricシリーズの次回作"Fabric 20"のコンパイルを手がけることが正式にアナウンスされた。
ロンドン最大級を誇るメガクラブFabricがプロデュースしてきたこのコンピレーション・シリーズ。Fabricliveの方が同クラブで金曜日に行われている4つ打以外のサウンドにフォーカスしているのに対して、こちらの"Fabric"シリーズの方は土曜日に開催されてきたハウス・テクノよりのサウンドにスポットライトを当ててきたことで知られるが、今までの作品には割合テックハウスよりの作品が多かったことから、この意外な組み合わせに大きな注目が集まっている。
SlamやMichale MayerといったFabricコンピ卒業生の作品を含む全14曲で構成されるこのコンピレーションは、サウンド的にはJohnが従来得意としてきたストレートなプログレ・サウンドとは一線を画した内容になっているらしく、John自身「5時間にもおよぶFabricでのプレイを74分に凝縮したもの」と語っている。
イギリスでの発売は来年の1月17日。いわゆるFabricのサブスクライバー会員の手元には1月3日に届くことになっている。
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