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Steve Lawler

international news _ 2005.06.21

Steve Lawler - ハリウッドへ進出

Text by H.Nakamura (HigherFrequency)

クラブ・シーンから飛び出して、ハリウッド映画に楽曲やリミックスを提供しているアーティストとしては、Paul Oakenfold や Junkie XL などが有名だが、今回、プログレッシブ・シーンの人気DJ Steve Lawler がその名を新たに加えることになったようだ。

Steve が関わることになったのは、"K-Pax"や"ハッカー"などを手がけた イアン・ソフトリー監督、ケイト・ハドソン主演の映画"The Skelton Key"。日本での公開はまだ未定だが、7月には全米・全英でそれぞれ封切り予定となっているユニバーサル配給のメジャー作品だ。内容的には、老夫婦の世話をする介護士に扮するケイトの周りで、次々と奇怪な事件が起きるという典型的なオカルト・ホラーもので、自ら Steve の大ファンであったという Softley 監督自身からアプローチを受けて、タイトル・トラックのリミックスを手がけることになったという。

この件に際して Steve は、「今後もこういった映画のサントラには関わっていきたいし、最終的にはフィルム・スコアも書いてみたいね」と今後の抱負を述べているが、ハリウッドでの仕事が始まると、その忙しさからどうしてもDJ活動などが縮小傾向になってしまうのも事実。プログレ界随一のトップDJだけに、ファンとしては「ほどほどに」してもらいたいのが正直なところだ。

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