international news _ 2006.07.20
Ian Curtis の生涯を綴った映画 “Control” の撮影がスタート
Text by Nick Lawrence (HigherFrequency) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
昨年のニュースでもお伝えしたとおり、今はなき伝説のバンド Joy Division のカリスマ・ヴォーカリストとして脚光を浴び、２３歳の若さで自らの命とバンドの生命を絶った Ian Curtis の晩年にフォーカスした映画 “Control” の撮影がイギリスのノッティンガムとマックレスフィールドでいよいよスタートしたのでお伝えする。
Curtis の未亡人 Deborah によって書かれた本をベースに、二人の夫婦関係や Ian の浮気、持病だったてんかんの問題、そしてバンドについてまで触れているこの映画は、’０１年にリリースされた
Depeche Mode のライヴ DVD “One Night in Paris” を担当した Anton Corbijn による監督作。Corbijn
は Depeche Mode の ‘Personal Jesus’をはじめ、’９８年には Joy Division の‘Atmosphere’といった楽曲のフィルム・クリップを担当することで名を上げた人物である。
また、以前のニュースでお伝えしたとおり、サウンドトラックの方は現在 New Order として活躍している元 Joy Division のメンバー Bernard
Sumner 、Stephen Morris そして 先日 DJ として来日を果たしたばかりであり、９月にはオーストラリアのフェスティヴァル Parklife
で Mark Farina や Krafty Kuts、Beastie Boy の Mix Master Mike らと共演する Peter Hook が担当することとなっている。
“Control” は来年公開予定。
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