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John OO Fleming

international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.07.28

John '00' Fleming - 恐いものなし!?

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)

6月29日付のニュースでお伝えしていた通り、ボートによる事故で瀕死の重傷を負っていた トランス界のトップ・スターDJ、 John '00' Fleming が、先週、事故から3週間という速さでDJ活動に復帰を果たしていたことが明らかになった。先日の事故では、肋骨4本骨折に肺虚脱、肩の脱臼、そして腕には大きな切り傷という大怪我を負った彼だが、現在では十分にスケジュールがこなせるようになるまでに復帰したということだ。

「John は、病床の彼に温かいメッセージを送ってくれた、たくさんの人々にこの場を借りてお礼をしたいと話しています。みなさんの励ましから得た感動のおかげで、ここまで早く回復することが出来たのです」John のブッキング・エージェンシーである Most Wanted のプレスはこのように語った。

「肩の怪我が治るまでに少し時間がかかっているため、彼のトレード・マークである "飛行機のポーズ" はまだ出来ないにしても、やはりプレイがしたくて仕方がなかったようです」

世界一アンラッキーなDJであるといっても過言ではないJohnは、先週ウェールズで行われた Wavestock Festival に出演し、その後はレバノンの首都ベイルートで8月5日に行われる Lebanon Summer Festival に出演するという。レバノンと言えば、一般的に危険な場所として言われている国だが、数年前に Skrufff が行ったインタビューの中で、John は、自身のお気に入りの国として、レバノンのお隣の国であり、さらに危険なイスラエルを挙げていたのだった。

「イスラエルで危ないのはウエスト・バンクさ。国境と、エルサレムへ続く道は確かに危ない。でも、メディアはいつでも事実を大げさに報道するんだ。首都のテルアビブに行けば、同じ国で実際に戦争が起こってるなんて思えないくらい平和だよ。本当に普通の都市って感じなんだ」

「10年前には、IRA のテロを恐れて、ほとんどの人がロンドンに近寄ろうとはしなかった。でも、実際のところはニュースが伝えるほど危なくはなかったんだ」


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