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international news _ Jonty Skrufff _ 2005.07.27

イビザ旋風を巻き起こした DJ たち、イギリス最大のサブ・カルチャーを生み出す

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)

先週 Observer が発表した調査によると、過去にクラバーやレイバーとしてダンス・カルチャーに親しんだイギリス人は、約600万人以上おり、その数はダンス・ミュージックがヒップ・ホップやパンク、メタルなどのジャンルに比べて、約3倍ほど普及していることを示していると発表した。

「その内の22%はダンス・ミュージックの黄金時代をクラバー/レイバーとして直に通過してきた人々であり(25歳〜34歳) 、力が衰えてしまった現在でもなお、ダンス・カルチャーは16歳〜24歳までの若者の間で最も普及しているユース・カルチャーである」

「ダンス・カルチャーがここまで一般的である理由として、その包括性が挙げられる」

また、別の記事において、同誌はイビザを 「音楽プロデューサに会うことの出来るバカンス地」のナンバー1に指定し、Johnny Walker による、かの有名な1987年のイビザ・バカンス ( Johnny Walker 、Paul Oakenfold 、Nicky Holloway 、Danny Rampling の4人のDJが、イビザにバカンスへ出かけ、エクスタシーとハウス・ミュージック、またそのコンビネーションを発見し、それをイギリスに持ち帰ることで、セカンド・サマー・オブ・ラブの大旋風を起こした)についての、古いコメントを引用した。

「 Paul Oakenfold と Nicky Holloway が手をつないでクラブの中をスキップして回ってたのを覚えてるよ。まぁ、彼らは否定するだろうけどね」

「全員がまるで、イビザで経験してきたものを伝える弟子か、セールスマンにでもなった気分でイギリスに帰ってきたんだ」

Danny Rampling も旅行で経験したその鮮明な記憶をイギリスに持ち帰ってきたDJの一人である。数年前に Skrufff と行ったインタビューにおいて、ハウス・ミュージックが彼の人生を変えると気付いた瞬間について語っていた。

「1987年にイビザの Amnesia に入って行ったその瞬間…全てが変わったんだ。あれは紛れもない "変化の瞬間" だったね。全てが完璧だったんだ」

「あれは僕の人生を変えた瞬間であり、ダンス・カルチャーをイギリスで確立させるためのインスピレーションを与えてくれたんだ。その感覚をそのままイギリスに持ち帰って、自分のパーティーをスタートさせた。そして現在に至るというわけさ」


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