international news _ 2007.01.29
中世のパーティー事情
text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
先日のニュースでもお伝えした Barbara Ehrenreich 『Dancing in the Streets - 集団的娯楽の歴史』 だが、彼女は著書の中で 「中世時代、農民は多くの時間をパーティーに費やしていた」 と記している。
「１年のうち４日に１日は休日があり、彼らのほとんどが宗教的な非合法パーティーを楽しんでいました。一般的には ‘中世は過酷で辛い時代’ として知られていますが、１３世紀?１５世紀は（少なくともそれ以降の厳格な時代に比べ）時折仕事で中断する１つの長い野外パーティーの時代だったといえるでしょう」
集団的快楽について書かれた彼女の著書は、アメリカ各紙の保守的な記者を驚かせているようだ。 USA Today 紙の Bob Minzesheimer 氏は皮肉まじりにこう語る。
「『Dancing in the Street』 は全編を通して興味深い内容だったよ。ただ後半部分にはかなりびっくりしたけどね」
「彼女は 『集団で楽しむことにより人々が平等になり、その結果世界を支配する階級主義をも終らせることが出来る』 って信じてるみたいだよ」
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