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Erol Alkan

international news _ 2007.01.11

Erol Alkan の Trash がクローズへ

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

ロンドン・クラブ・シーンのトレンド・セッター Erol Alkan が今週の月曜日(10日)をもって、10年にわたって開催してきた人気イベント Trash をクローズしていたことが明らかになった。

「これまで10年間このイベントに関わってきたけど、今こそイベントに終止符を打って次の段階にステップ・アップする時だと思ったんだ」End によって発行されたプレス・リリースの中で Erol はこのように語った。

「Trash のポリシーは常に進化し続けること、そして次世代のクラウドを支持すること。今回のクローズは僕らがそんな Trash の精神に忠実であり続けるってことを示した行為なんだ。新しいプロジェクトには僕も関わっていくし、内容的にも Trash と同じようにバンドや DJにプレイしてもらう感じになるだろうね。ただ以前と違うのは、別のレジデント DJ がプレイすること。僕は今後プロダクション・ワークに集中した活動をしていくから、レジデントとしてイベントに出る時間が作れないんだ」

「10周年のアニヴァーサリーは、イベントが最高潮のうちに、ウィークリー・パーティーとして名を上げてきた Trash にピリオドを打つ最高のタイミングだと思うんだ。平日に、しかも月曜日に一週間で最も人気の高いパーティーを10年にもわたってクリエイトしてきたことは、僕らにとっても素晴らしい功績だと言えると思うよ」共同プロモーターの Rory Phillips は Skrufff に語った。

このような人気イベントの突然のクローズによって、Trash のライバル・プロモーターが End からほど近いクラブ(彼らの Myspace ページには『皆さんご存知のように、End の Trash はクローズしました。その隙間を埋めるため、Oxford Street の Metro で Badge というイベントを始めます』と書いてある)で新しいイベントの開催をするなど、早くもシーン内で競争が始まっているものの、Rory は新しいイベントも Trash と似た内容になりそうだと話した。

「また End で新しくDurrr っていうイベントをスタートするんだ」

「Erol は レジデント DJ にはならないけど、プロジェクトには関わってくれるんだ。Durrr を新たな Trash にするつもりはないよ。Trash の素晴らしい点は引き継ぐけど、もっと将来に目を向けた内容にしたいんだ」

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