international news _ 2007.02.19
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
先日イギリス南部のウィルトシャーで、40人もの消防士が駆けつける大火事が発生し、地元の警察及び農民は納屋放火の容疑で数名のレイバーを告訴した。
火事にあった納屋は人里離れた場所にあったため、頻繁にフリーパーティーに使われていたという。地元新聞は、イベントに強く反対していた農家の人達への復讐として、レイバーが納屋に火をつけた可能性もあると見ている。
「現場にいた警察は、今回の火事はレイバーの仕業だと思ってるよ」と、近隣農家の John Caswell 氏は同紙に話している。 「レイバーの姿が見えないような小さなパーティーから、大人数が集る大掛かりなレイブまであるよ。レイブが始まると騒がしい音楽が聴こえてくるから、レイバーの姿が見あたらなくても、パーティーが行われてることはお見通しさ」
レイブ関連のニュースをここでもう少しお伝えすると、先日ベルビューで行われた1000人級の大型レイブに警察犬と共に乗込んできた警察に対し、150人の若者が今週マンチェスターで抗議デモを行ったようだ。彼らは 『無害のフリー・パーティーを壊す暇があれば、本物の犯罪者を捕まえろ!』 と書かれたバナーを持って抗議したものの、警察側は 『(あれは)適切な措置だった』 と彼らの訴えを却下した。
なおレーベル・オーナーの David Davies (36) は、夜のニュースでこのように語っている。
「パーティーを楽しんでいる子供たちを相手に、警察はまるで凶暴なフーリガンを検挙するような厳重な取締りを行ってたよ。フリーパーティーに関わって15年経つけど、警察のあんなヒドい仕打ちを見たのは初めてだね」
また、先週ミルトン・キーンズ近郊のビグルスウェードで行われたレイブでは、4人のレイバーがドラック中毒で病院に運ばれ、うち2人は重症だという。
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