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Sasha

international news _ 2007.02.13

Sasha - ギグを切り上げる

TText by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji

プログレッシブ・ハウス界のドン DJ Sasha は、先週ニューキャッスルのクラブ Shinding でのプレイ中にフロアーからグラスを投つけられ、ギグを途中で切り上げたようだ。

DJ Magazine によると、投げつけられたグラスはDJブースに当たり、破片が周りに飛び散ったようだが、幸いにもSasha に怪我はなかったという。同クラブのマネージャー Scott Bradford は 「Shindig を経営して15年経つが、このような事故は今回が初めて」だと強調する。

「Sasha はこの街でも大人気だし、今回の件で彼がニューキャッスル嫌いになってなければいいんだけど…。北はクレイジーなヤツが多いと思われてないことを願うばかりさ」

また今回の事件が起きる数年前にも、 Sasha はある事故が原因でセットを途中でストップしたことがあるようだ。事故直後、彼は Skrufff にこのように語っていた。

「ウェールズの首都カーディフでのパーティーの時のことだよ。その日はレコードの調子が悪くって、音飛びしはじめたのさ。3回目に針が飛んだ時に、ジョークのつもりでレコードをフロアーに投げつけたら、運悪くそのレコードが何かにぶつかってしまい、その時の衝撃で割れたグラスの破片が女の子に命中しちゃったんだ」

「彼女のボーイフレンドは、僕が彼女にグラスを投げつけたと思って、文句を言いに飛んできたよ。そして腕を掴まれたままバックステージに連れていかれ、頭から血を流してる彼女に謝りに行ったんだ」

また、セットを再開しなかったことについてはこのように説明する。

「怪我してる彼女をみたら気が動転しちゃって、どうしたらいいか分かなくなっちゃったんだ。それに何もなかったようにプレイを続ける無神経な人間だと思われたくなかったしね」

また、‘第二のSasha’ との呼び名も高い Slinky / Koolwaters のDJ兼プロモーター Marc Vedo も、 Sasha と同じような境遇に立ったことがある1人だ。昨年 Boy George と共演していた時のことを思い出しながら、 Skrufff にこう語る。

「George のプレイ中にレコードの針が飛び始めたんだ。それに腹を立てた彼は、掛けていたレコードを壁に投げつけたのさ。僕のすぐ側に飛んできたから危うく怪我をする所だったよ。そのあと割れたレコードを拾って、サインを貰いにきたクラバーには笑っちゃったけどね」

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