international news _ 2006.12.26
UK 東部でカウントダウン・パーティー禁止令発動
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
イングランド東部のイースト・アングリア警察は、カウントダウンに行われる違法パーティーの徹底摘発に乗り出す姿勢を明らかにした。
「今年は例年以上に厳しく取締まる予定にしており、主催者だけではなく、パーティーに向かう人も同様に検挙していきます」 Joanne Parrett 警視はローカル・ウェブサイト EDP24 にこう語る。
「ノーフォーク、サフォーク、そしてケンブリッシャーでは、地域住民から違法パーティーに対する苦情が多く寄せられており、遂に適切な措置を執ることが決定しました。このような厳重な取締りを行うことによって、人々が安心して生活できる環境を取り戻したいのです。（違法パーティーのように）他人に迷惑を掛ける行為は許されるべきではありません」
また現在同地域では、連続殺人事件に対する捜査も行われている。この２週間で５人の娼婦が殺害されており、全員がドラック中毒者だということだ。このニュースを受け、 Time 誌の服編集長 Mary Ann Sieghart は次のように指摘する。
「中毒症状で苦しんでいる患者には “治療目的” としてドラックの使用を認めるべきです。ドラックが違法で手に入りにくいため、最終手段として犯罪を犯してしまう中毒患者も少なくありません」
「治療用のドラックを合法化することによって、犯罪組織やドラック・ディーラー関連の事件も減少するでしょう。また今回の被害者のような貧しい少女たちの暮らしを改善する切っ掛けにもなるでしょう。命を奪われドブに捨てられるような境遇から彼女たちを守ってあげることが出来るかもしれないのです」
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