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Essential Classics

international news _ 2005.12.19

Pete Tong の無法な素性

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

Radio 1 の人気DJ Pete Tong が 今後リリースが予定されている ルーツ回帰系のコンピレーション・アルバム "Essential Classics" についてのインタビューに応え、その中で 「'80 年代には、警察から不意の襲撃を受けるような、違法パーティーでプレイすることもしばしばあった」と話した。

「もちろんさ、話すことはいっぱいあるよ。一回も逮捕されたことはなかったけどね。ラジオ局の外まで追いかけられたことはあったよ」

偶然なことに、彼のこのような経験は、昨年 Skrufff とのインタビューに応えたフリー・パーティーの顔 Chris Liberator の話した内容と類似し、彼もまた逮捕されたことはないものの、危うい場面には何度も遭遇したと言う。

「'90年代のはじめ、ブリンクストンでパーティーをやった時、一度警察の襲撃を受けたときがあってね。その時はただターンテーブルだけを持って逃げたんだ。その数日後に、"この間ターンテーブルを持って走ってたのを見たよ"って誰かに言われたのを覚えてるよ」

Pete のニュー・コンピレーション(初のルーツ回帰盤)は Terrace 、Superclubbing 、Warehouse と名付けられた3枚の CD で構成されているものの、CDの収録トラックはそれらのタイトルとはあまり関係していないと言う。(Skrufff の「なぜ?」という質問にPete は、「マーケティング部の人に聞いてよ!」と応えた)また、Scissor Sistersの'Comfortably Numb' から Stardust 、Run DMC の 'It's Like that ' 、Hardfloor の 'Acperience' にまでわたる収録曲のすべてを比べることが出来ないと話した。

「順位は付けられないよ…すべてのトラックが素晴しいんだ」

Pete Tong の "Essential Classics" は Mercury Records から発売中



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