international news _ Jonty Skrufff _ 2004.12.27
タイの権力者がクラブの騒音を規制
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
「タイ国王がクラブへ通う人々の聴力へのダメージを考慮していることを受けて、当局は90デジベル以上の騒音を出すことを禁止する……」
バンコク市の事務官 Khun Ying Nathanonがタイ・ニュース・サービスに伝えたところによると、実際のところ、110デジベルまでは甘く見ることは出来るとしても、それ以上になってくるとクラブ側に罰金や、閉店を強いることもあるという。バンコク・ポスト誌によると、当局が昨年バンコクにあるナイト・スポット1700店舗をチェックしたところ、ほとんどの場所が90から120デジベルまでの音で管理されているにも関わらず、あるところでは148デジベルまで出しているところもあったということだ。
国王の影響力が大きく、彼の判断が法に直に反映することの多いこの国では、国王自らが設定したこの規則はかなり厳しく実行されることが予想される。
また、イギリス大使館はオフィシャル・ウェブ・サイトのトラベル・セクションで、「タイ国王や王族について、批判的もしくは中傷的なコメントを発言することは厳しく禁止されている。それによって3年以上15年以下の刑を受けることも考えられる。」と注意をしている。
(Jonty Skrufff / Skrufff.com)
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