international news _ 2004.12.21
Text by Matt Cheetham _ Translation by Kei Tajima
イギリスの新星エレクトロニック・アーティストのクオリティの高い作品をリリースすることで、レーベルがスタートしてからわずか二年で、周囲から高い評価を得ることとなったSimple Recordsが、レーベル初となるコンピレーションCDをリリースする運びとなった。
ミックス&プロデュースを担当するのは、レーベルのA&R、そして、自らもアーティストであるDJ Will Saul。彼はレーベルの中でも随一の人気アーティストであり、今回のコンピレーションにも彼の楽曲が4曲収録(その内一曲はInfusionによるリミックス作品)されている。ソフトウェアがものすごい速さで多くのDJやプロデューサーに広く受け入れられるようになったことからも分かるように、Ableton Live 4を使った今回のDJミックスは、Willにとって非常に革新的なアルバムになったと言えるだろう。
Sideshowや、Will Saul、 Walkner.Hintenaus 、Precision Cutsといったレーベルのメイン・アーティストのトラックそして、Mathew Jonson、Fink、Christian J、そして先ほども述べた Infusionをリミックス陣に迎え構成される今回のコンピレーションは、Simple Recordsのイントロダクションとして最適なだけでなく、旬なエレクトロニック・アーティストを知るためにもぴったりなコンピレーションだ。
アルバムのリリースは2005年2月7日予定。
収録曲
01.Sideshow - Waiting in the Darkness
02.Sideshow - Sound of Today
03.Will Saul - Fast Lane (Fink Remix)
04.Sideshow - Slide (Mathew Jonson Remix)
05.Walkner.Hintenaus - Karma
06.Will Saul - Digital Watch
07.Precision Cuts - Xylophone
08.Will Saul - Malfunction
09.Precision Cuts - Royal Flush
10.Walkner.Hintenaus - Pinrose (Christian J Remix)
11.Will Saul - Cliff (Infusion Remix)
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