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Judge Jules

international news _ Jonty Skrufff _ 2004.12.03

Judge JulesがユニットHi Gate分裂の噂を否定

Judge JulesとPaul Mastertonによるプロダクション・ユニット"Hi Gate"が、二人の関係が険悪になったために「解散の危機に瀕している」という噂がここしばらく流れていたが、今回Judge本人がようやく口を開き、この噂を完全に否定した。

Judge 本人がSkrufffに語ったところによると「この噂が一体どこから出てきたのかさっぱりわからない」とのこと。さらに「俺とPaulはお互いすぐ近所に住んでいるし、しょっちゅう話もしている。それにこれからも作品を一緒に作っていくつもりだ。今年はただお互いのソロプロジェクトに大半の時間を費やしただけのことさ」と付け加えている。

相棒のPaulがPaul Masterton presents Subway名義で手がけた新曲"What U Got, What U Do"は、いわゆるダーティー系のディスコ・ハウス・チューンで、今まで彼が知られてきたメロディアスなトランス・サウンドとは一線を画すもの。つい最近Fatboy Slimのレーベル"Southern Fried"と契約をしたとも伝えられている。一方のJudgeはというと、半ば完成しているオリジナル・アルバムの制作を継続しており、しかもこのアルバムでは何とJudge本人によるヴォーカルまでもが披露されているらしく、こういった状況が、二人の不仲説が流れるきっかけを作ってしまったのかもしれない。

「今回ボーカルを取っている曲のなかに"Keep Me Running"って曲があるんだけど、今まで俺がプレイしてきたソロ作品の中でも群を抜いてフロアに良い雰囲気を生み出している曲なんだ。自分のヴォーカリストとしての才能(?)には十分満足しているね」とJudgeはそのアルバムの内容を明らかにしている。

また、最近Judgeは3枚組のトランス系ミックスCDをEuphoriaレーベルのために完成させたばかりが、今回の作品が初めて全曲CDのみでミックスされたものであることを明らかにした。

「今まで手がけてきたミックスCDは全部ライブでレコーディングしてきたし、それに最近はクラブでDJする時もCDだけでプレイしているから、今回の作品をCDオンリーでレコーディングしたってことは、何も特別なことでも何でもないんだ。ここ数年、CDだけでプレイするDJの数もどんどん増えてきているし、おれ自身、リスクを冒して100% CDでプレイすることを決めたときには色々と言われたけど、最近ではそういった非難の声も収まりつつあるしね。まぁ、CDやデジタル・メディアといったものが、ようやく一般的にも受け入れられたってことじゃないかな」

またJudgeは、彼自身が「BPM130以下の音楽は年寄り向けの音楽だ」と言っているという噂についても完全に否定した。「そんなことを言った覚えはないよ。ただ、BPM130以下のハウスやダンスミュージックは、踊るよりかはリスニングのほうに適しているとは思うけどね」 (Jonty Skrufff/Skrufff.com)

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