international news _ 2006.08.21
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Transkation by Kei Tajima (HigherFrequency)
リヴァプールの新聞 The Echo は、先日のニュースでお伝えしたイビザのサン・アントニの発砲事件は、島で10年以上にわたってドラッグ関連の商売を取り仕切っているマージーサイド州のギャングと、その領域に無理やり割り込もうとしたライバル・ギャングによる争いから勃発したものだと報じた。
「リヴァプールの連中は、長い間あの地を独占してきたんだ。でも今は、その地で撃たれる破目になってしまったんだ」とある“ギャング出身の人物”は Echo のレポーター Tony Barret にこう話した。「マルべーリャとマジョルカにいたロシア人とルーマニア人がイビザに到着した途端、状況は変わったのさ」
Echo は、2人の純白な10代のクラバーを銃撃し怪我を負わせ、マフィアの恐ろしさを浮き彫りした今回の発砲事件に関わったライバル・ギャングは、ニュー・キャッソルのギャングではないかと示唆している。しかし、Pacha のディレクターとして知られ、長年にわたってイビザ島で生活している Danny Whittle は、Skrufff に 「非常に稀な事件だ」と話した。
「こんなことが起こるなんてびっくりさ。イビザは小さい島だし、大きい事件を起こして、何もなかったように島を去るのは簡単なことじゃない。イビザに住む僕たちとしては、そういった事実がどんな犯罪をも抑制してくれると願いたいよ」
「イビザは世界中から何百人というパーティー好きを集めるものすごく安全な場所なんだ。何年もここに住んでいるけど、何か問題が起きたのは数回だけだしね」
「地元の警察がちゃんと対応してくれて、イビザでこういった事件が二度と起こらないことを願いたいよ」
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