international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.08.18
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)
先日もニュースでお伝えした、フランス人 DJ David Guetta による L'Oreal ヘア・ジェルの広告が、DJ Magazine の最新号に見開きで掲載されており、同雑誌上では、広告について 「 Beyonce に出来るなら自分にも出来るはず」 という発言をしたDavid Guettaのコメントに対する批判をはじめ、DJのヘア・スタイルについての激しいバッシングが展開されている。
「 R&B のディーバたちは、髪の毛をセットするのに何時間も費やしているはずだ。David Guetta みたいな男性DJ は、ヘッドフォンをかぶるのに邪魔にならないように、ただ髪を短くしておけばいいんだ。」
「DJ はおしゃれやヘア・スタイルなんぞにこだわるべきではない」
また同誌は、リタイヤを拒んでいるベテランDJ について、「DJをやめられないのは他に仕事がないからだ」と語り、彼らのヘア・スタイルについても同様に批判の矛先を向けた。
「まさか John Digweed が DJ のキャリアを捨てて、会計士になるとは思えないだろう?彼のヘアー・スタイルをみたら、そう疑う気持ちも分からなくはないが…」
さらに、同誌はベテラン・ハウス DJ Kenny Hawkes を、「まったく髪の毛の残っていないDJ」と指摘。髪がないと言えば、Carl Cox も最近の Mixmag とのインタビューでこのような発言をしていた。
「タフな音楽とタフなルックスっていうのは相伴っているのさ」Mixmag 誌による、「なぜテクノDJ にはハゲが多いのか?」という質問に対して、Carl はこう話した。
「ストレスだとも思うよ。テクノは決してコマーシャルな音楽じゃないから、人々に理解してもらうのが難しいのさ。僕らはBritney Spearsじゃないからね」
(Jonty Skrufff / Skrufff.com)