domestic news_2005.08.05
Text by Hide Nakamura (HigherFrequency)
昨年の7月にヨーロッパ地域におけるサービスがスタートして以来、その日本上陸が常に音楽業界の大きな話題となってきたアップル・コンピュータによる音楽配信サービス"iTunes Music Store」が、遂に日本でのサービスを開始することを正式に発表した。
このニュースは、同社が昨日都内で開催したイベントで明らかにされたもので、サービス開始時から100万曲が用意され、具体名は明らかにされなかったものの、15の国内レコード会社が同サービスに参加しているとのこと。価格帯は、90%の楽曲が150円で、残りの10%が200円になると言う。
また、この"iTunes Music Store"の上陸を受けて、オリコンやUSEN、MORAといった音楽配信を手がける国内企業が、軒並みその販売価格を従来の240円前後から150円〜200円へと値下げすることを発表しており、今回の「黒船襲来」をきっかけに、日本における音楽配信のマーケットが大きな変革期に入っていくことは間違いなさそうだ。
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