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international news _ 2006.04.13

Paul Oakenfold のご近所騒動

Text by Jonty Skrufff (skrufff.com) _ Translations by Kei Tajima (HigherFrequency)

Tony Blair のお隣に家を持つスーパースター DJ Paul Oakenfold が、Blair の隣に居を構えることも、厳しい騒音法に対しても、大きな不満を抱えていると語った。

「コナート・スクエアに家を買ったんだけど、Blair が隣の家を買ったんだ。でも、すごく高いから結局貸しに出さなきゃならなくなったんだけどね」Oakey は Time Out にこのように話した。

DJ として随一の知名度を誇る(また、'03年度の Sunday Times によると一番の稼ぎを誇る)彼は、ノッティング・ヒルに住んでいた当時、何度となく騒音緩和委員会の訪問を受け、心底疲れ果ててしまったとのこと。そんな彼だが、コナート・スクエア周辺では、Tony Blair がギターをかき鳴らす音はまだ聴いたことがないと言う。

「もしそんな音が聞こえたら、奴の家に殴りこみに行って、奴が設定したくだらない法律のおかげで取られた罰金を取り返してくるさ。でも残念ながら、彼もあそこには住んでいないようなんだ。どうやら引退してから住もうと思っているらしいね」

Oakey と Blair のご近所問題は、'04年に Blair が360万ポンドでコナート・スクエアにある Oakey の隣の家を購入したことから始まる。この出来事は、Guardian にも「ギター好きの Tony Blair 、お隣さんの Paul Oakenfold とのセッションも夢じゃない」とはやし立てられるも、その一年後には Standard 誌上に、「害虫 Blair がコナート・スクエアを襲撃」との見出しで、Tony Blair が家を購入したことで地価が暴落し、コナート・スクエアの家の所有者は少なくとも35万ポンドの損をしたと報じられた。

そんな論争が繰り広げられているコナート・スクエアだが、皮肉なことに、イギリス史上初の厳格なリーダー Oliver Cromwell の頭のない体や、無数の身元不明の死体が埋められている場所であり、17世紀中はロンドンの主要な処刑場の一つとして知られていた土地なのである。

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