international news _ Jonty Skrufff _ 2005.04.21
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
ハード・トランス界のスーパー・スターDJ Judge Jules オーガナイズの元、イビザのサン・アントニオにあるクラブ Eden で毎週日曜日に行われているイベント Judgement Sundays が、今年のシーズン開催に向けて、ブレイクスDJのブッキングを着々と進行させてていることが明らかになった。先週 Judge が Skrufff に語ったところによると、「ブレイクスとハード・トランスの相性はピッタリ」ということらしい。
「ほとんどのブレイクスDJのセットは、通常130BPMを超えているんだ。だからハード・トランスにも完璧にマッチすると思うよ。今までに The Plump DJs や Stantons Warriors、Krafty Kuts みたいなブレイクスDJにセカンド・ルームでプレイしてもらっていて、ブレイクスDJをブッキングするようになってから4年目になるんだけど、僕たちはイビザにブレイクスを運んだ初めてのクラブだったんだ。もちろん始めたその日から大好評だったさ。ブレイクスはメイン・ルームのハードな音をさらに引き立ててくれるんだ」
しかし、最近発表されたプレス・リリースに、今後出演が予定されている Lisa Lashes のセット・スタイルが "オルタナティヴ・エレクトロ/ブレイクス・セット" と記されていたことを受けて、彼のパーティーに新しくエレクトロ・ディスコの要素が加わるのかという質問をしたが、これに対して Judge は、「エレクトロ・ディスコって一体何なんだ?ジャーナリストがつくった新語じゃないの?」と否定した。
「もちろん最近のダンス・トラックにはエレクトロの影響を受けたものがたくさんあるよ。だけど僕に言わせれば、また新たに違ったジャンルをつくるなんて意味がないと思うんだ」
さらにJulesは、イビザの警察当局が今年は例年にも増してクラブやクラバーに対して厳しく取締りを行うとの話が飛び交っていることを受けても、今シーズンのイビザも例年と変わらない盛り上がりをみせるだろうと予測した。
「いろいろと言われてはいるけど、今のところ大きな変化は見られないしね。何といってもイビザの経済はクラブ・シーンによって支えられているんだから」
Judgement Sundaysはサン・アントニオの Eden で、6月12日から9月18日まで開催予定。
(Jonty Skrufff/Skrufff.com)
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