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DIXON, AME

RUNCH feat. DANNIEL BELL

2007年9月22日(土) @ Unit _ 23:30 〜

Door : Y3,500 _ Adv : Y3,000
Guest DJ : Daniel Bell
Guest Live : The Suffragettes
DJ : Yoshiki (Torema Records/op.disc), Yone-Ko (the suffragettes/milnormodern/Rrgular/unfoundsound), TEN, Lowpe, Masda
Music : Minimal, Tech House

▼DANIEL BELL aka DBX (7th City/Accelerate) 現代のミニマルハウス/テクノというタームを語る上で、決して避けて通ることができない唯一無二のイノヴェーター。 デトロイト出身の Daniel Bell は’90年代初期に Richie Hawtin とのプロジェクト Cybersonik でシーンに登場。当時こそ UR や Joey Beltram らの影響を色濃く受けたハードコアなスタイルを志向していたが、’92年に自身のレーベル Acclerate を立ち上げて以降は極端なまでにストリップ・ダウンした最小限の音と構成でグルーヴを生み出すという独自のスタイルを確立する。それはデトロイト・テクノを漂白し、その上でファンクとグルーヴのみを分子レベルで減算・抽出してみせる真にイノヴェイティブな「発明」だった。この発明の下に生み出されたクラシックこそ’Losing Control’ (’94)であり、UK の Peacefrog からもライセンス・リリースされたこの作品は当時のヨーロッパでも一気に波及し絶大な影響を与 えた。このイノヴェイティブであり続ける姿勢こそが、Ricardo Villalobos や Cassy、Sammy Dee、Zip といった面々が Daniel に対する賛辞とリスペクトを送り続けてやまない理由でもある。’90年中期から後期にかけては自身の 7th City/Acclerate と並行し TheoParrish との Elevate、Rick Wade との Harmony Park といったレーベルの設立・運営に関わりながら Playhouse/Perlon などヨーロッパのレーベル群とも密接な繋がりを深めて行く。’02年に入って以降はベルリンにも活動の拠点を置き、現在もドイツを中心にヨーロッパ中のクラブで精力的なDJワークを繰り広げている。モダンなミニマルハウス/テクノを使いながらあくまでハウス・マナーでしなやかにミックスし、一定量のグルーヴを決して途切れさせないそのDJスタイルは「グルーヴ」の何たるかを考え抜き知り尽くした Daniel ならでは。現在では Ricardo Villalobos が提唱する不定形即興ライブ・プロジェクト Narod Niki において Maurizio、Mark Ernestus、Zip、Cabanne、Carl Craig ら錚々たるメンバーと共に参加している一方、自身のレーベル 7th City も待望の再始動を果たし、さらには他レーベルの復活も企画中など、これまで以上に精力的な活動に大きな期待と注目が集まっている。(Unit 提供のイベント記事より掲載)

 

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