スタイル : テクノ
出身地 : US
関連レーベル : Orac Records, Musique Risquee, Philot, Milnor Modern, Telegraph,
Hello? Repeat
オフィシャル・サイト : www.undosounds.com
アメリカ西海岸はシアトルに拠点を置く DJ / プロデューサー Bruno Pronsato こと Steven
Ford の名前がシーンに響き渡ることになったのは、’03年にエクスペリメンタルからミニマルまで幅広く手がけている地元のレーベル Orac
からデビュー12インチ ‘Read Me / Silver City’ を送り出してすぐのことであった。同シングル収録の ‘Read Me’
は、翌 '04年には早くもテクノ・シーンの大御所 Craig
Richards と Lee Burridge からなるユニット Tyrant や、カナダのミニマル・スター Akufen のミックス
CD に次々と登場。一躍、Bruno は世界的に話題の人物となったのである。
シーンから熱い注目を集める中、同年には初のオリジナル・アルバム “Silver City” をリリース。ミニマル / クリック系の抑制の効いたサウンドでありながら、元々はテキサスのスピード・メタル・バンドでドラムを叩いていたという異色の経歴を持つ彼ならではの攻撃的な雰囲気が溢れ出す楽曲群の数々を送り出し、各方面から高い評価を得た。
その後も、Akufen のレーベル Musique Risquee からシングル ‘Ape Masquerade’
をリリース、またドイツのミニマル系レーベル Milnor Modern からアルゼンチンの DJ / プロデューサー Franco Cinelli
とのコラボレーション12インチ ‘Picaro EP’ を発表するなどして、コンスタントにシングル作品を送り出している Bruno Pronsato。’06年7月には、日本を代表するテクノ・アーティストの一人、田中フミヤが主催する人気イベント
Chaos での初来日も決定している。(Yoshiharu Kobayashi ; HigherFrequency)