HigherFrequency DJ/プロデューサー データベース

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Fumiya Tanaka

FUMIYA TANAKA - フミヤ・タナカ -

スタイル : テクノ
出身地 : 日本
関連レーベル : Sony Music Entertainment Japan
所有 レーベル : Torema Records, Untitled records, Op.disc
オフィシャル・サイト : www.fumiyatanaka.com

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京都出身、’90年代前半に大阪を拠点に DJ 活動を始めた田中フミヤは、’93年には早くも自身のレーベル Torema Records を設立する。日本初のダンス・トラック・レーベルとしても知られる同レーベルからは、元々パンクをバック・グラウンドに持つ彼ならではのアグレッシヴで躍動感溢れるトラックを次々とリリース。この Torema での活動は、その後の日本のテクノ・シーンの成熟に大きな貢献を果たすと同時に、彼自身が世界的に高い評価を獲得していくことのきっかけにもなるのであった。

’95年には初のミックス CD “I’m Not a DJ” をリリース。そして、同年のうちには新たなレーベル Untitled Records を設立するなど、その活動の勢いは加速度的に増していくことになる。 Untitled Records 設立とほぼ同時に東京に拠点を移した彼であるが、翌年には早くも Jeff Mills、DJ Hell といった大物 DJ と共にヨーロッパ・ツアーに出るという快挙を成し遂げている。また、同年末にはロンドンの人気クラブ・イベント Lost のカウント・ダウン・パーティーにも出演を果たし、海外における人気と評価の高さを証明してみせた。

‘97年に Fumiya Tanaka 名義のファースト・オリジナル・アルバム “Unknow Possibility Vol.1” をリリース、そして翌 ‘98年には別名義である Karafuto として ”Karafuto presents Individual Orchestra” を世に送り出す。また同年のうちには現在も Space Lab Yellow で続いている人気レギュラー・パーティー Chaos を、渋谷 NO と 大阪 Club Rockets でスタートさせている。この頃からフミヤは、1年のうち2ヶ月あまりをヨーロッパ・ツアーに費やすようになり、日本国内では盟友・石野卓球主催による国内最大の屋内レイヴ・パーティー WIRE などといった大型イベントにも次々と登場するなど、世界的なトップ DJ として世間からも認知されるような目覚しい活躍をみせていくのであった。

その後も、国内外で着実にキャリアを積んでいった彼は、‘05年に半野喜弘と共同で運営するレーベル Op.disc をスタートさせる。そして ’06年には WIRE、Metamorphose といったビッグ・フェスティバルへの出演も既に決定しており、今後も日本を代表するテクノ DJ / クリエーターの一人として世界レベルでの更なる活躍が期待される存在として注目を集めている。(Yoshiharu Kobayashi ; HigherFrequency)