HigherFrequency の新企画 "Residents"。第2回目は、今、日本のテクノ・シーンにあって、最も将来を嘱望されているDJの一人と言われる DJ/プロデューサー Dr.Shingo の登場だ。今から丁度1年ほど前、2005年中にはこのレジデンツ企画をスタートさせたいと考えていた HigherFrequency は、実際に取材に向かったイベントにおいて、その可能性を持つ新進気鋭のアーティストを探し始めるのだが、まず、我々の目に「卓越した才能」として飛び込んできたのが、この Dr.Shingo であった。それは、1月に開催された Frank Müler をゲストに迎えた WOMB のパーティー Cross Mountain Night のことだったのだが、白いシャツに身を包んだ彼が繰り広げるエネルギッシュなセットに一目惚れした我々は早速ラブコールを開始。その想いが後に「連載コラム」や今回のレジデンツ企画への参加へとつながっていることになる。 最近では活動の拠点を日本国内だけでなく、ドイツを始めとして海外にも広げ始めた Dr.Shingo だが、それに正比例するが如く、国内での人気も目下急上昇中。先日行われた Westbam の来日公演においても、テントで早い時間にプレイしていた Shingo の前に、既に超満員のクラウドたちが群がっている光景を目の当たりにし、我々も改めてその人気の高さを実感させられたばかりだ。 大晦日には、ageHa@studio coast でのカウント・ダウン・パーティーに出演する予定の Dr.Shingo。新年早々には WOMB で Tony Rios をゲストに迎えて行われる Cross Mountain Night に出演することが決定しており、また、1月末には Victor Entertainment 所属の女性ボーカリスト Miz の作品にリミックスが収録されるなど、2006年も年初からトップギア状態での大活躍が期待されるところである。 | |
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