domestic news_2008.11.04
Text by Midori Hayakawa (HigherFrequency)
平安に生まれたとされる宮廷音楽「雅楽」を平成に笙や篳篥等の伝統和楽器を用いず全く新しい形で演奏する電子音楽プロジェクト Harp On Mouth Sextet がニュー・アルバムをリリースすることが明らかになったのでお知らせする。
電子楽器 TENORI-ON 奏者のパイオニアとしても知られる電子音楽家 Rubyorla、パーカッショニストの Art Hand、改造ハーモニカ隊女子六楽坊の8人からなるエレクトロニカ雅楽バンド Harp On Mouth Sextet。改造ハーモニカ、自作和楽器+ラップトップ+エレクトロニクスを用いて演奏しており、EYE、山本精一、Rei Harakami といったアーティストからも賞賛の声が上がっているそう。今作の "Sound Garden" は前作から約2年ぶりのリリースで、ディスク1には Altz と Riow Arai の2人がリミックスを手がけた楽曲を、ディスク 2には新曲と既発曲のリアレンジをスタジオにてライヴ録音した音源6曲を収録。日本ならではの神秘的な世界「雅楽」の現代版が体感できることだろう。
Harp On Mouth Sextet "Sound Garden" は Imagined Records より12月3日発売予定。トラック・リストは以下の通り。
Disc 1
01. 創世組曲
02. 新管幻楽 変奏曲
03. 来迎光輪
04. 六仙迎火
05. 神世界通天楽
06. 水月華音 第二章
07. 管絃舞楽 Remix by Altz
08. 大団演舞 Remix by Riow Arai
Disc 2
01. 音彩徒
02. 石上音取 第二番
03. 神源の宙
04. 即興囃子
05. 新管絃舞楽 変奏
06. 大団演舞 最終章
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