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domestic news_2010.03.11

Pioneer が新作ミキサー DJM-2000 を発表

Text by HigherFrequency

世界のDJシーンを支えるワールド・スタンダード・ブランド、パイオニアから、フルデジタルDJミキサーの最新作 DJM-2000 が発表された。

現行機種の DJM-1000 / DJM-800 は、音質や使用感にシビアな現場のプロDJからも厚い信頼を得ており、すでに世界の数多くの著名なクラブに導入されているが、「当社最高レベルの音」 であるというパイオニア社のプレスリリースの表現からも、DJM-2000 はそれらを超える自信作であることがうかがえる。

まず目をひくのが、DJミキサーとして業界初となる5.8インチの大型LCDマルチタッチパネルディスプレイだ。マルチタッチの直感性を活かした今までに類を見ない画期的な機能が搭載されている。こちらには以下の3つのパフォーマンスモードが用意されており、「叩く」 「ひねる」 「なぞる」 などの様々な操作で楽曲にアレンジを加えることが可能。3つのエフェクト部を掛け合わせて使用することもできる。

・FREQUENCY MIX
楽曲の周波数帯域を7つに分けるヴァーチャルなクロスフェーダー機能

・SIDECHAIN REMIX
指定チャンネルの音をトリガーし、他チャンネルにエフェクトをかける機能

・MIDI モード
MIDI コントローラーとして使用可能。


さらに、これまでの DJM シリーズでも好評を得ている BEAT EFFECT、サウンドカラーエフェクトの進化系といえる INST FX など、自由度の高い演奏を、複数の機材を接続することなくダイレクトに実現する機能がより使いやすい形で搭載される。また、CDJ-2000 や CDJ-900 から搭載された PRO DJ LINK にももちろん対応。DJプレーヤーとの同期はもちろん、音楽管理ソフトウェア rekordbox (TM) をインストールしたパソコン内の楽曲を、DJM-2000 を経由させてプレーヤーで再生することもできる。CDJ-2000 との組合わせで、新たなクラブスタンダードとなることが期待される。


フルデジタルDJミキサー・DJM-2000 は6月上旬発売予定。







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