domestic news_2009.07.07
Text by Midori Hayakawa (HigherFrequency)
北海道・札幌在住の音楽家 Takaaki Suzuki が待望のセカンド・アルバムをリリースした。
幼少期からピアノを始めとする様々な楽器を独学で習得。2002年、ニューヨークに移住し、音楽家としての活動が本格化する一方、DJとしてもまたキャリアを歩み始める。2008年、自身のレーベル Ihatov Remains より 1st アルバム "open the outdoors" を発表し、一躍その名を世界に轟かすこととなる。現在は地元札幌で Synapse の一員として精力的なライブ活動やDJを重ね、同時に医療としての音楽の研究やボランティア活動等、国内外を問わず幅広く活動している彼。待望の 2nd アルバムとなる本作は、彼の持ち味であるジャンルを優越したバランス感やメロディーセンスはそのままに、よりエモーショナルに内なる宇宙を表現した渾身の一枚。
自らアコースティックギターを奏でた Halcyon(T2)、彼のルーツであるピアノを披露した Jagrat (T8)、牧歌的なフルートが鳴り響く疾走感溢れるナンバー Noesis (T10) など、様々な楽器音が彼の演奏によって挿入された事で、エレクトロニカ/テクノでありながらもどこか有機的で、生音の良さを実感できる。あらゆるリスナーに対応した、現代に必要な 「本質」 とも結びつく作品となっている。
Takaaki Suzuki "Starlight story " は Ihatov Remains より7月7日、本日より発売中。
トラック・リストは以下の通り。
01. Enter the space
02. Halcyon
03. Cosmic lane
04. In the moonlight
05. Tiroua
06. Black hall riders
07. Orbit the grace
08. Jagrat
09. Found life
10. Noesis
11. Surya
12. Planet embers
また現在までに決まっているライブは以下の通り。
7月19日(日) @ Space Four, Aomori
7月25日(土) @ Club Cocoa, Hakodate
8月8日(土) @ Apple Store, Sapporo
8月29(土)〜30(日) @ Magical Camp 2009, Sapporo
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