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Pioneer DJ DOMMUNE

Report

Pioneer DJ PRESENTS DOMMUNE EXTRA CDJ-2000NXS2, DJM-900NXS2 LAUNCH SPECIAL

  • 2016.02.12(Fri) @ 恵比寿ガーデンルーム
  • Text & Photo : Hiromi Matsubara

  • 2016.3.16

  • CDJ-2000NXS2 DJM-900NXS2

2016年2月12日(金)、Pioneer DJが世に送り出す新たなCDJとDJミキサーの発表お披露目イベント『Pioneer DJ PRESENTS DOMMUNE EXTRA CDJ-2000NXS2,DJM-900NXS2 LAUNCH SPECIAL』が、恵比寿ガーデンルームにて開催された。

 

会場内には、今回発表されたCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2にいち早く触れることができるタッチ&トライ・ブースが設置され、高精細に進化したトラックのタイトルや波形などを表示する大型フルカラータッチディスプレイや、最大8箇所に拡大した「HOT CUE」、4段階までの調整可能に進化し、ますますビートをシンクロさせやすくなった「QUANTIZE機能」、といったDJパフォーマンスを向上させる新機能が注目を集めていた。また、もうひとつのCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2の注目ポイントである、「96kHz/24bitのハイレゾ音源再生への対応(FLAC、Apple Losslessにも対応)」にちなんで、ハイレゾ音源配信サイト『ototoy』とタイアップした「ハイレゾ体験コーナー」も設置され、まだDJプレイでは馴染みのないフォーマットの体験に多くの人が集まっていた。

 

また、今回のイベントには、都内某所の地下スタジオから最旬な音楽とアートを毎夜ライヴ配信している「DOMMUNE」、また会場で配布されたノベルティのデザインには、90年代からグラフィックデザイナー/DJとして日本のストリートカルチャーに深く関わってきたSk8ightTingが手掛けるブランド〈C.E〉が協賛。DOMMUNEのチャンネルによって世界に向けて生中継されたCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2のお披露目イベントのゲスト、BOREDOMSのEYヨも、ファッション誌で度々推奨されている裏返しスタイルで〈C.E〉を着用して登場し、ある種の「音楽×メディア×ファッション」が体現された様相となった。

 

この日のフロアには、国内外で続々とインストールされているPioneer Professional Audioが手掛けるクラブサウンドシステム「GS-WAVE」と「XY-Series」がセッティングされ、最新のCDJとDJミキサーの魅力を引き出すには最高のラインナップが勢揃いした。そんな万全の空間に、まず最初に登場したのは、20年のキャリアを誇るテクニシャンDJのpeechboy。エモーショナルなハウスやディスコを幅広く利かせ、さらには宇多田ヒカルまでが飛び出した抜群の選曲に、フロアのボルテージはオープンから上がり続ける一方。さらに、当日の楽屋でEYヨが質問攻めしていたというpeechboyのミキサーの小技やエフェクターの技でもオーディエンスの視線と耳をがっちりと掴み、あらゆる面からさすがの一言に尽きるプレイを見せていた。

続くEYヨも、往年の某ゲーム名人ばりのCDJのCUEボタン連打や、想像を超えるEQ使いといった、目にも耳にも面白いミックステクニックを披露。しかし作り出されていた音像は前衛的。言い表すなら、昨今の〈PAN〉や〈The Trilogy Tapes〉のようなアブストラクトなテクノに、ジューク/フットワークの速度感を積極的に交配した形をベースとしながらも、EQ使いよっては昨今インターネット上に溢れかえるサウンドコラージュの永続的な浮遊感、あるいは、実際にEYヨがセットの後半に組み込んでいたSophieのような、先に述べた文脈を全て無かったことする強い洗脳性を持ったレイヴサウンドにも捉えられる、ミュータント的なものとなっていた。EYヨがプレイした1時間、フロアに詰めかけた多くの人が夢中になってその音を見つめ、ブースに近くなればなるほどまさに音像に洗脳されたかのように身体を揺らす人で、異様な熱気が立ち籠めていた。そして、並行してSNSの盛り上がりを見ていた個人的な感想としては、その異様な熱気は、DOMMUNEの視聴者にも8~9割近く伝わっていたのだろうと思う。

 

今回のイベントは、Pioneer DJが臨んでいく挑戦が日本のクラブシーンをリードしていくということ、また、挑戦するアーティスト/DJを最高な環境でサポートしていくことが可視化されていたように思う。製品しかり、イベントや特殊な試みしかり、CDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2のローンチからスタートしたPioneer DJは2016年も要注目だ。

2016年2月12日(金)、Pioneer DJが世に送り出す新たなCDJとDJミキサーの発表お披露目イベント『Pioneer DJ PRESENTS DOMMUNE EXTRA CDJ-2000NXS2,DJM-900NXS2 LAUNCH SPECIAL』が、恵比寿ガーデンルームにて開催された。

 

会場内には、今回発表されたCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2にいち早く触れることができるタッチ&トライ・ブースが設置され、高精細に進化したトラックのタイトルや波形などを表示する大型フルカラータッチディスプレイや、最大8箇所に拡大した「HOT CUE」、4段階までの調整可能に進化し、ますますビートをシンクロさせやすくなった「QUANTIZE機能」、といったDJパフォーマンスを向上させる新機能が注目を集めていた。また、もうひとつのCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2の注目ポイントである、「96kHz/24bitのハイレゾ音源再生への対応(FLAC、Apple Losslessにも対応)」にちなんで、ハイレゾ音源配信サイト『ototoy』とタイアップした「ハイレゾ体験コーナー」も設置され、まだDJプレイでは馴染みのないフォーマットの体験に多くの人が集まっていた。

また、今回のイベントには、都内某所の地下スタジオから最旬な音楽とアートを毎夜ライヴ配信している「DOMMUNE」、また会場で配布されたノベルティのデザインには、90年代からグラフィックデザイナー/DJとして日本のストリートカルチャーに深く関わってきたSk8ightTingが手掛けるブランド〈C.E〉が協賛。DOMMUNEのチャンネルによって世界に向けて生中継されたCDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2のお披露目イベントのゲスト、BOREDOMSのEYヨも、ファッション誌で度々推奨されている裏返しスタイルで〈C.E〉を着用して登場し、ある種の「音楽×メディア×ファッション」が体現された様相となった。

 

この日のフロアには、国内外で続々とインストールされているPioneer Professional Audioが手掛けるクラブサウンドシステム「GS-WAVE」と「XY-Series」がセッティングされ、最新のCDJとDJミキサーの魅力を引き出すには最高のラインナップが勢揃いした。そんな万全の空間に、まず最初に登場したのは、20年のキャリアを誇るテクニシャンDJのpeechboy。エモーショナルなハウスやディスコを幅広く利かせ、さらには宇多田ヒカルまでが飛び出した抜群の選曲に、フロアのボルテージはオープンから上がり続ける一方。さらに、当日の楽屋でEYヨが質問攻めしていたというpeechboyのミキサーの小技やエフェクターの技でもオーディエンスの視線と耳をがっちりと掴み、あらゆる面からさすがの一言に尽きるプレイを見せていた。

続くEYヨも、往年の某ゲーム名人ばりのCDJのCUEボタン連打や、想像を超えるEQ使いといった、目にも耳にも面白いミックステクニックを披露。しかし作り出されていた音像は前衛的。言い表すなら、昨今の〈PAN〉や〈The Trilogy Tapes〉のようなアブストラクトなテクノに、ジューク/フットワークの速度感を積極的に交配した形をベースとしながらも、EQ使いによっては昨今インターネット上に溢れかえるサウンドコラージュの永続的な浮遊感、あるいは、実際にEYヨがセットの後半に組み込んでいたSophieのような、先に述べた文脈を全て無かったことする強い洗脳性を持ったレイヴサウンドにも捉えられる、ミュータント的なものとなっていた。EYヨがプレイした1時間、フロアに詰めかけた多くの人が夢中になってその音を見つめ、ブースに近くなればなるほどまさに音像に洗脳されたかのように身体を揺らす人で、異様な熱気が立ち籠めていた。そして、並行してSNSの盛り上がりを見ていた個人的な感想としては、その異様な熱気は、DOMMUNEの視聴者にも8~9割近く伝わっていたのだろうと思う。

 

今回のイベントは、Pioneer DJが臨んでいく挑戦が日本のクラブシーンをリードしていくということ、また、挑戦するアーティスト/DJを最高な環境でサポートしていくことが可視化されていたように思う。製品しかり、イベントや特殊な試みしかり、CDJ-2000NXS2とDJM-900NXS2のローンチからスタートしたPioneer DJは2016年も要注目だ。

 

 

 

 

 

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