CM6周年を飾るのは、"インダストリアル・ゴッド" Surgeon の4時間GIG!& Doris Woo のスペシャル・ヴィジュアル・ショー!既存の概念を打ち砕き、Surgeon のルーツであるノイズやインダストリアル直系の攻撃的なサウンドに、Doris Woo の惨忍かつ衝撃のヴィジュアルが空気を切り刻む。06年4月の CLUB MUSEUM で起きた、伝説の "British Murder Boys 5時間GIG" を越える衝撃がそこに・・・。バラのような華やかさはいらないのだ。
CLUB MUSEUM 6th Anniversary!
"House Of Industrial God "
【UNIT】
SURGEON- 4hours DJ Set-【SALOON】
DJ :1995年に今では名盤となった 'Surgeon EP' で、テクノシーンに衝撃的にデビュー。
Downwords からの初期作品は、当時のテクノ通達を興奮させ、Dave Clarke のリミックス、Jeff Mills の "Live At the Liquid Rooms CD" での起用を通して、彼の名は更に知られる所となった。その後、ダウンワーズから出された 'Pet 2000 EP' 、そしてレーベルの仲間である Regis らとのリリースが、バーミングハムの存在をテクノ界の中で不動なものに
していった。そして彼の最初の Tresor アルバムのリリースである "Basictonalvocabulary" で
頭角を現す。後に自身のレーベル Dynamic Tension と Counterbalance レーベルを設立。
当時の Surgeon が魅了されていた実験と様々なインダストリアル・ミュージックとミュージック
・コンクリートの影響は、リリースの度にはっきりしたものになっていく。
Regis とのユニット・British Murder Boys では、鳴り響くサブベースと斜線的な音を使い、複雑な絡み合ったリズムでリスナーを魅了。外れた調子の音と厳密なリズムの中に隠されたボーカルをマッチさせることで、テクノと彼等のインダストリアルで実験的な音楽の境界線は
更に曖昧なものになっていった。近年の Surgeon のセットは、ターンテーブル2台とミクサーという従来の方法から逸脱した、最新のハードウェアとソフトウェアを駆使したDJテクノロジーで、DJセットとライブパフォーマンスを融合させていることが特徴である。
>> Surgeon のインタビューはこちらから
TECHNO/HOUSE を基軸に、DUB〜ELECTRO、時には D'n'B までも飛び出す事もある、邪道魂を信条とする唯一無二なDJスタイル。一度入り込むと抜け出せないその世界観は、スコーピオン・デスロックの如くオーディエンスを掴んで離さない。2003年より今は無き伝説のクラブ ”MANIAC LOVE” を主戦場として多方面に打って出る傍ら、浅草アサヒアートスクエアでのパーティー主催やラジオ出演等、その活動は多岐に渡る。
現在は CLUB MUSEUM @ UNIT が
ホームグラウンド。
2003年5月。「テクノ/ハウス/エレクトロなどを中心に、様々なダンス・ミュージックを融合していく」事を目的に、かつて
南青山に存在した今は無き伝説のクラブ ”MANIAC LOVE” にて CLUB MUSEUM (以下CM)は産声を上げた。
キーワードの ”freedom
of beats” に基づき、縦横無尽なジャンルを操り広げる DJ Rok Da House をレジデントに据え、同年7月には、後にCM常連
ゲスト(計6回出演)となるDmx Krew が出演、EYヨ との競演という異色の組み合わせでフロアは大変な熱気に包まれた。また、クオリティの高いディープ・ハウスで定評のあるフィンランドのJori Hulkkonenや、OM Records からのリリースで、その美貌と”歌うDJ”として一躍有名になったDJ Colette の初来日公演もCMが実現させている。
翌年2月には、Daft Punk/ Thomas Bangalter との共作 'So Much Love To Give' が世界的大ヒットを記録した DJ Falcon が待望の初来日。そしてMiss
Yetti, DJ Misjah, Christpher Just, Heiko Laux など個性の強いアーティストを招聘し、様々なタイプのダンスミュージックを繋ぎ合わせる独自の着眼点で、CMスタイルを確立していった。
2006年2月より拠点を代官山 UNIT に移し、CM3周年パーティーを5月に開催。これが British Murder Boys (Surgeon&Regis)
の5時間GIGである。誰にも予測できない未到の試みであったが、オーディエンスの熱狂は終了まで冷める事無く、会場が一体化した伝説の一夜となった。同年9月からはクラブシーンの重鎮 Kihira Naoki もレジデントDJとして参戦、のち現在の形が確立された。
07年2月には、スクエアプッシャーの弟であり、TB-303を駆使したアシッドサウンドで我が道を貫く狂気の才能 Ceephax Acid Crew を招聘。ラップトップ全盛の現代において、ヴィンテージシンセサイザーやミキサーなど全てハードウェアを持ち込んでの LIVE を披露。クラブでの LIVE は初で、全身電飾で登場するという奇怪なパフォーマンスでオーディエンスの度肝を抜いた。その後もアブストラクトの第一人者DJ CamとDJ Kensei をダブルゲストとして迎え、CMのフィルターを通す事で、違う視点からのダンスミュージックの在り方として開催するなど実験的な試みも行われている。また、12月には Daft Punk 幕張公演のアフターパーティーも開催、フレンチ・エレクトロシーンを牽引する sebastiAn & Kavinsky &DJ Falcon とい
うトリプルゲストを迎えた豪華版で、会場は超満員に膨れ上がった。
08年5月の5周年パーティーには、”テクノ・レジェンド”
Dave Angel がCM初登場。3時間のDJプレイを披露し、疾走感ある往年のテクノセットにオーディエンスは酔いしれた。
7月には Suburban Knight が4時間のDJ setで、テクノ・ハウスからヒップホップまで幅広いセットを披露。12月にも
Octave One のアルバムリリースパーティーと、デトロイトの重鎮が立て続けにCMに登場。09年2月の Ian Pooley 3時間セットと続き、2009年5月8日、遂にCMは6周年を迎える事となる。
「6周年、振り返るとあっという間ですね。いろんなタイプの個性あるDJ/アーティストが登場しましたけど、それぞれ感覚的な接点があって、その結果どこにも属さない CLUB MUSEUM の色が確立されていったと思います。DJをしていても、いろんな引き出しを使えるので楽しいですね。まだ紹介したいアーティストも沢山いますし、面白いアーティストにはまた出演してもらいたいと思っています。
今後も CLUB MUSEUM をよろしくお願いします」 (Rok Da House)