Audiojackはどのようにして始まったんですか?またどのぐらい一緒に活動されているんですか?
僕らは5年ぐらい前から友人なんだけど、Audiojackとして公式に活動をスタートさせたのは2005年からで、エレクトロニック・ミュージックのバンドを作りたいと決意して18ヶ月ほどスタジオにこもったんだ。そしてRobotが生まれて、そこからすべてが始まったんだ。
あなた方が2006年に最初にリリースしたRobotは大きな成功を収めました。あれほどの成功を収めることは予想されていましたか?
いいや、どんな反応がもらえるかまったくわからなかった。とにかく自分たちなりのテクノレコードを作ったって感じだったよ。Paul WoolfordとLee Burridgeが最初にあの曲を積極的にサポートしてくれて、それをきっかけに大きな反響をもらえたんだ。Robotが上手くいったおかげで特定のジャンルとかステレオタイプなイメージに自分たちを当てはめるんじゃなく、自分たちがいいと思うものを作ればいいんだと自信を持つことができたことがすばらしかったよ!
その成功の後、新しく楽曲を作るのにプレッシャーは感じましたか?
それは感じなかった。とにかく自分たちがいいと思った音楽を作っていったんだ。それが他の人にも気に入ってもらえたらそれはすばらしいことだと思う。去年僕らはさらに3曲リリースしたんだけど、どの曲もRobotと同じぐらい売れたんだ。だからそう考えると上手くいっているといえると思う。
楽曲を制作するときにどのようにして制作されているのかを少しお聞かせください。
お茶は順番に入れることにしている。それ以外は企業秘密さ。(笑)
ただいえるのは楽曲を作るときに自分と異なった視点があるというのはとても便利なことだよ。それに僕らはお互いにもっと大きく、もっとベターに、もっと実験的なことをやることを求め合うからそれもサウンドを形作るのにいいと思っている。
リミックスする楽曲はどのようにして選んでいますか?
オリジナルの楽曲がどのようなサウンドかって言うことはそれほど気にしないんだ。どっちにしろ全然違ったものに仕上げるからね。ただ大切なのはリミックスで使えるような楽曲の要素が何かしらあるということ、そのパーツが他の音とよく分離していて音質的にハイクオリティーだということかな。
レーベルは僕らのサウンドに近いようなトラックを送ってきがちなんだけど、僕らが求めているのは僕らの音とはまったく違うようなものなんだ。まったく違ったものに仕上げれるようなね。
あなたたちの新しいレーベルU.F.Oではリリースするトラックやアーティストをどうやって決定していますか?
どんな楽曲が送られてくるかによるかな。僕らのところには毎月大体200枚のプロモが送られて来るんだ。そのうち196枚はU.F.Oには合わないし、ひょっとしたらどこにも合わないかもしれないようなものなんだけど、そのうち興味を持った残りの4曲を週末のギグでプレイしてみて、それで反応がよければ、アーティストと交渉するんだ。
僕らはできれば北イギリスのアーティストをリリースしたいと考えているんだ。アーティストに実際会うのも簡単だし、レーベルの統一性を持たせるのにも役立つと思うし。
ここ最近はすばらしい楽曲が手元に集まってきているし、才能豊かなアーティストも出てきている。今はエレクトロニック・ミュージックにとってすばらしい時期だと思うよ。将来的にはツアーに力を入れていきますか?それとも楽曲制作?それともU.F.Oの運営?
うん、僕らはそのすべてに力を入れていくよ。どれも本当にやりたいことだし、もしやめなくてはならなくなったら狂っちゃうよ!毎週3,4日はスタジオで音楽制作して、それから1,2日はレーベルの仕事をして、ほとんど毎週金、土はDJしている。疲れるけど本当に楽しいよ。
では日本のファンにメッセージをお願いします。
コンニチハ ゲンキデスカ?また日本に行くのが待ちきれないです。7月にFuji Rock Festival でやったギグが今年一番のギグだったから、今度のギグもあれぐらい楽しいものになることを期待しているよ!