発売日 : 2005/05/25
レーベル : Sublime Records
カタログ : IDCS-1014
フォーマット : Original CD
発売国 : Japan
スタイル : Electro
アンダー・グラウンドからオーバー・グラウンド、そして世界を舞台に活躍するアーティスト、rei harakami。昨年10月に行われたsonarsound tokyoでも素晴らしいセットを披露してくれた彼の、4年ぶりとなるニュー・アルバムが発売されることとなった。
前作"red curb"では、エレクトロニカという枠を超えたオリジナルなスタイルを提示し、多方面から高い評価を得たrei harakamiだが、4年という歳月を経てリリースされた本作でも、その透明感溢れるサウンド・スケープは存在しており、むしろその透明度を増したような雰囲気さえある。非常に安らかな音楽ではあるものの、"アンビエント"という一言ではこのアルバムの持つポップさを表現することは出来ず、"ポップ"という一言ではアルバムの持つビターな刺激を表現することが出来ない。まさしくrei harakamiらしいワン・アンド・オンリーな作品と言えるだろう。
ちなみに、アルバムの5曲目"owari no kisetsu"は、あの細野晴臣氏による名アルバム"HOSONO HOUSE"の収録曲 "終りの季節" のカヴァーであり、rei harakami自身が初のヴォーカルに挑戦しているということだ。
(Kei Tajima)
収録曲
01. long time
02. joy
03. lust
04. grief & loss
05. owari no kisetsu
06. come here go there
07. after joy
08. last night
09. approach
10. first period
関連リンク