DATE : 12th March, 2005 (Sat)
PHOTOGRAPHER : Iwao Ohtake
TEXT : Kei Tajima (HigherFrequency)
Soul Sourceこと箭内健一のプロデュースにより、先日リリースされた'Soul Source Remixed Fevers'。昨年リリースされた'Soul Source Remixed Boogies'の続編というかたちで、さらにゴージャスなリミックス陣とトラックをもってリリースされたこのリミックス・アルバムのリリース・パーティーが、アルバムに参加したスウェーデンの新鋭アーティストAxwellをゲストに迎えて、アルバム発売からおよそ2週間後となる3月12日に渋谷LOOPで行われることとなった。 | |
連日の春めいた陽気から一転してぐっと冷え込んだイベント当日、寒さから逃げるように会場に駆け込むと、Soul Centralの 'Strings Of Life' のメロディと共に、アツい熱気が筆者を出迎えてくれた。ブースではちょうど箭内氏がプレイ中のようで、フロアやバーは笑顔の絶えないクラウドで満員状態。今回のスペシャル・ゲストAxwellも、その中にまざって楽しそうに時間を過ごしていた。筆者も、「こういう雰囲気って大きいハコでは味わえないなぁ」と、久しぶりに小バコならではのフレンドリーな雰囲気を満悦しながら、箭内氏によるゴキゲンなセットにしばらく体を揺らす。先日行ったインタビューでも、「ダンス・ミュージックを楽しく聴かせたい」と自ら語っていた箭内氏だが、今回も彼のそんな気持ちがダイレクトに伝わってくるような、ポップでありながらツボを押さえたハウス・ミュージックを披露してくれた。そうしているうちに、ブースにはAxwellの姿が。DJのキャリア自体はそれほど長くはないというのにも関わらず、大きなブレイク・ダウンと共に貫禄のあるスタートを切ると、ファンキーかつ滑らかなセット展開をみせていく。HigherFreqeuncyでも配信したDJミックスで披露してくれたような、センスのいいトラックが次々とドロップされ、自身がリミックスを手がけ、'Soul Source Remixed Fevers'に収録されたAverage White Bandの 'Let's go round again' がプレイされると、フロアのテンションはいよいよピークに。体じゅうで音を浴び、笑顔で踊り続けるクラウッドと、2人のDJによって築き上げられたハッピーな空気は、こうして渋谷の夜を華やかに彩り続けるのであった…。 | |
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Victor Entertainment/Soul Source Official Site
Universal Music/Soul Source Official Site