HigterFrequency パーティーレポート

ENGLISH PARTY REPORT

"3YEARS OF COCOON CLUB FRANKFURT CELEBRATION AT WOMB" -3KLANGDIMENSIONEN- @ WOMB, TOKYO

DATE : 14th July, 2007 (Sat)
DJ : Sven Vath
PHOTOGRAPHER : STRO!ROBO
TEXT : Midori Hayakawa (HigherFrequency)



Cocoon Club 3周年を日本で迎える日がついに来た。今年1月の来日からどんなに待ち望んでいたことか。今回もオープンからのロングセット。しばらく音に身を委ねていると、Sven らしいダークな感じを折り混ぜつつも、ラテンやポップ、キレイ目なエレクトロでじわじわと会場は盛り上がってきた。 気が付くと WOMB 内は超満員!途中3Dのメガネが配られ、それをかけて前のスクリーンを見ると、物体がどんどん近づいてくる大迫力!Sven も含めオーディエンスが一体となり、まさに会場はヒートアップ。ついに来たこの瞬間、Phil Kieran‘Skyhook’から Chemical Brothers ‘Electronic Battle Weapon 8’への流れはまさに神懸かり!筆者的にはいい意味で意外な選曲。この日の中で一番盛り上がったこと間違いなし。誰しもが Sven’s world の渦の中に引き込まれ、Cocoon サウンドを体感していたことだろう。


それからは、徐々にミニマルな感じで落ち着き、終盤ではあの名曲、DJ Rolando‘Jaguar’がかかり、あぁこの幸せな時間はもうすぐ終わってしまうのか…なんて思っていたら、Sven はもっともっとやりたいよと言わんばかりに、笑顔でオーディエンスの熱いアンコールに答え、パーティーラストまですばらしいプレイを披露したのであった。終わった後も会場に降り立ち、一緒に楽しんだクラウドと熱い握手を交わし、最高の笑顔で WOMB を後にした。

筆者はその後の4階でのアフターパーティにも行かせてもらったのだが、そこはとてもアットホームな感じで、プレイしながらも Sven は前に出てきてみんなの手を取り、輪になって一緒に踊るありさま。Sven のとってもお茶目で愉快な一面や、愛に満ち溢れたすばらしい人柄をさらに実感。Sven の魅力を今回のプレイではもちろん、素敵な笑顔から改めて感じた、最高の1日だった。ありがとう Sven Vath。今年の Ibiza DJ Awards にもノミネートされており、今後の活躍も大いに楽しみだ。また日本で再会できる日を、首を長くして待っているからね!

 


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