DATE : 3rd July, 2004 (Sat)
PHOTOGRAPHER : Ollie Beeston / Artist Photos by Teppei
元UNDERWORLDの Darren Emarsonがレーベル・オーナーをつとめるレーベル | |
会場に足を踏み入れたとたん、階下から響いてくる太いビート。どうやらMUTINYがプレイしている様子。選曲はハウシー&ソウルフルなヴォーカルものから、ダブやレゲエなどのエッセンスが加えられたMUTINYらしいトラックが中心であり、満員のフロアはこれでもかというほどの盛り上がりを呈していた。しかも、極めつけはマイクを片手にクラウドをまくしたてるようなラップ&かけ声。「こんなに盛り上げて次は大丈夫か?」という心配をよそに、LFOの「Freak」からセットをスタートしたPaulはテッキーかつプログレ寄りの選曲で、いいかたちでフロアの熱気を受け継いでくれた。リリースしたコンピレーションの楽曲からは、Gus Gusの「David」Darren Emerson mix、Cohen vs Tim Deluxe 「Just Kick」などをプレイ。もちろん「The Push」のリミックス・ヴァージョンもここぞと言うところで飛び出し、大いにフロアを盛り上げてくれた。 | |
アンコールで再び登場した二組は、バック・トゥー・バックでプレイを披露。ハウシーな選曲が中心となったが、Cold Playの「Clocks」のリミックス・チューンでセットはクライマックスを迎え、会場は歓喜に包まれる。満面の笑みで、両手をあげてクラウドと一緒になって喜び合う三人の姿には、こちらも思わず微笑。「日本人の心をつかむの上手いよな〜」なんて考えながらも、久々にパーティーらしいヴァイブを感じた会場を後にした (Kei Tajima : HigherFrequency) |