DATE : 06 February, 2010 (Sat)
DJ : Anthony Nicholson (Clairaudience, Circular Motion, Infinite Audio/Chicago), stock, taca
Photo by Yoshihiro Koike
Text by Koutaro Omiya
2008年2月から始まった World Spin、その一周年のパーティーに行ってきました。 アンダーグラウンドなディープハウスを聞ける機会が少なくなっている中、NY王道ハウスともキラキラ系ハウスとも違う路線を突き進んでいるこのパーティー。Boo Williams や Alton Miller といった、渋みとこだわりを感じるゲストが毎回楽しみです。今回のゲストはシカゴの大御所、Anthony Nicholson ということで5年振りの来日だそうです。 1:00過ぎに到着すると、お、内装がいつもと違う。黒い風船が大量にデコレーションされているのと、キャンドルが灯されているので、普段とは違う雰囲気でした。 入って間もなくするとレジデントの Taca から Stock へ交代、レジデントの二人とも黒さを感じさせるグルーヴをキープしていて、上げすぎず、いい感じじゃないっすか。 | |
Anthony は2時半頃の登場でした。思ったより体は小さいなー。展開としてはディープハウスからディスコ、ジャズと幅広く選曲してました。 フロアもゆるく自由に楽しんでいる雰囲気でいごごちがいい。かなりピースなヴァイブに溢れてます。いかにもシカゴらしいDJ、というわけでもなく、でもオリジナリティーがあって楽しい! 他のパーティーにはない、リラックスしてるけど活性が高い空気感!昔のニューヨークとかこんな感じだったのかなって想像しちゃうような涎モノの雰囲気を味わうとなかなか抜けれないです。 一つ残念なのは、この日サウンドシステムをかなり調整したらしく、良い時と悪い時でムラがあったこと。いい時はかなり良かったのに。いまだ試行錯誤中らしいのですが、こだりのDJを呼んでるなら是非、もっともっと音質向上して欲しいなー。 何はともあれ、こういうちょっと違ったポリシーを持ってるパーティー、是非続けていって欲しいです。帰り際、次のゲストMixCDを配っていて貰うと、あ、JOVONN!また、渋いなー(笑) | |
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