DATE : 20 February 2009 (Fri)
GUEST DJ: Efdemin (Dial Records/Germany)
DJ: Shinya Okamoto (Reveal, Foureal Records), Nop (Fusion, Frame Rec.), Bosh (Log Tech Machine, Valys)
VJ : V-Signs Graphic (Yashio Yonekura & 9Tv)
TEXT : Yuki Murai (HigherFrequency)
PHOTOGRAPHER : Fumiaki Sakurai, Kto
耳の早いクラブファンにはもう待ち過ぎるほどに待望されていた初来日を果たした Efdemin。もちろん筆者も例外ではなく、連日の雨からようやく晴れ上がった金曜の夜、UNIT へとつい浮き足立った状態で出かけていった。
都内の各所でそれぞれ活躍するレジデント3人が集まるパーティーとあってか、早い時間から熱心に踊ってはDJを盛り上げるパーティー・ピープルも見受けられ、この場の空気がどのように煮詰まってゲストの Efdemin へと受け渡され化学変化を起こすのか、ワクワクしながらそのままフロアにてその行方を見守ることにした。
ブースに Efdemin が現れたところで、にわかに人々がざわつき空気が変わってゆく。熱気あるパーティーの雰囲気を了解したのか、プロモMix等でおなじみの端正なテック・サウンドではなく、温かみとファンキーさのあるサウンドをアナログから引き出しはじめた。いつもはエッジのきいた UNIT のサウンドシステムにやわらかい低音が加わり、小技を効かせつつテンション高く盛り上げていく Efdemin の姿。音にくるまれたフロアは笑顔と踊りで溢れ、パーティー序盤から受け渡された空気感がピークタイムで一気にふくれあがっていく。そのエネルギーはクロージングまで受け継がれてゆき、楽しかったな、という確かな満足感を心に感じられる一夜であった。
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関連リンク
Efdemin Myspace Page
Dial Records Official Site
Unit Official Site