DATE : 26th August, 2005 (Fri)
DJ : Space Cowboy, Disco Twins, Takayuki Serino
PHOTOGRAPHER : Mark Oxley / Official Site
TEXT : Kei Tajima
Fatboy Slim の申し子として日本でも爆発的な人気を誇る Space Cowboy が、先日リリースされたセカンド・アルバム "Big City Night" の発売を記念して来日、新木場のageHa @studio coast で行われた 渋谷宇田川町の人気レコード・ショップ岩盤 主宰による GANBAN Night と、DJ Tasaka とKAGAMIによるDISCO TWINS 主宰によるイベント DISCO TWINS のコラボレーション・パーティーに出演を果たした。 メイン・アリーナでは Space Cowboy そして DISCO TWINS、ローズ・ルームでは Captain Funk、ウォーター・バー では大沢伸一 (Mondo Grosso)…と、ファンにはたまらない豪華なラインナップが揃ったこの日、 HigherFrequency が Space Cowboy とのインタビューを終え、筆者お気に入りの ageHa ビーチ でやっと一息つく頃には、入場を待つクラウドの行列はなんとageHa の会場の外の橋まで続くほどになっていた。メイン・アリーナでプレイ中の Kagami によるパーティー・ヴァイブ溢れるセットと共に、流れ込んでくるクラウドで次第に埋まってくるアリーナを眺めながら、改めて Space Cowboy の人気の高さを実感していると、いよいよ 本日の主役である Space Cowboy こと Nick Dresti が登場。インタビュー中も終始 笑顔というかなりナイスガイな Nick 、パフォーマンスにもそんな彼の人の良さが表れているかのように、クラウドに対してサービス精神たっぷりなショーが展開されていった。 端から端までびっしり埋まったクラウドから発せられる、まるでロック・コンサートさながらの健康的なヴァイブとパワーに溢れたフロアに、The Killers の "Mr Brightside" が流れ、そこへアルバムにも収録された Lenny Kravitz "Are You Gonna Go My Way" の Space Cowboy リミックスがドロップされると、テンションは最高潮に。ここで、さらに雰囲気を盛り上げるのは、こういったファンの心をがっちり掴む選曲だけでなく、カット・アップやスクラッチなど、セットを盛り上げていく彼のターンテーブルのスキル。さすがは12歳からDJキャリアを持ち、ヒップホップをバック・グラウンドに持つだけあるという感じ。フロア中をモッシュの嵐に巻き込んでしまったロック・トラックがしばらく続いた後は、ストリングスとヴォーカルが大人な自身のトラック "Crazy Talk" をしっとりプレイし、メリハリのあるセット展開をしていく。ジャンルの垣根を越え、すべてのクラウドを笑顔にしてしまう様なハッピーなヴァイブを持ったショーは、こうして最後までハイ・テンションで続いていくのだった。 | |
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Space Cowboy プロフィール
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