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international news_2009.09.25

Future Sound of London の “異教的” 未来ビジョン

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

先週、Future Sound of London の Garry Cobain と Brian Dougans は、新名義の Amorphous Androgynous としてのコンピレーションCD "A Monstrous Psychedelic Bubble Exploding In Your Mind Vol. 2 - Pagan Love Vibrations" のリリースを発表した。同作品は Platipus Records から10月に発売される。

加えて、ドームサイズのスーパークラブ・Matter にて行われるスペシャルライブの詳細についても明らかにした。このライブではサイケデリック界の伝説である Hawkwind が彼らをサポートし、さらに Noel Gallagher がステージ上に参戦。8月の Oasis の脱退以来、初めて公の場に姿を表すことになるという。

フロントマンの Gary Cobain はダンスカルチャーにおいて明確なビジョンを持った人間の一人であり、彼のキャリアを通して自立性や 「グローバルな個人革命」 を訴え続けている。

2002年の Skrufff とのインタビューで、彼は 「自分の中にある神からもらった小さな可能性を目を向けるんだ。誰もが素晴らしい可能性を秘めているし、それを試すことによってさらに大きなものを生み出すことができる。」 とアドバイスしていた。

「すごくうぶなことを言っているように聞こえるかも知れないけど、たくさんの考慮を重ねた上で、僕はうぶでいることを選んだんだ。嘘にまみれた中で自分の経験や発見から何も感じられないようになるぐらいなら、僕はうぶでいたいと思う。」

2006年には、さらにメインストリームから離れ、自分自身の目標を達成するための道を選ぶ上でリスクを抱えることが必要であると述べた。

「こんな風に考え始めてる人が少しずつ増えているんだ。 『実際に少しのお金しかなくて、リスクは高い。だけど信念がある。家は売り払ったし、ロンドンも離れた。色んな人と仕事をして、色んな人に出会える。』 そして、ある時気づく。 『人生は旅なんだ。人生は楽しいものなんだ。なんであんな塀の中に閉じこもったような生き方をしていたんだ。』 ってね。それが人生なんだよ。正直な話、僕は大してお金はいらないと思っている。僕の生活はすごくシンプルだからね。僕から表現の自由が奪われそうな時には、その場を離れて、本当に僕のやっていることを好きでいてくれる人達と一緒にいる。ただそれだけだよ。恐れを捨てて、信念を持った行動をするんだ。そして、流行の中心を飛び出して行動してみる。そうすればきっと何かを発見するはずだよ。」

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