HigterFrequency DOMESTIC NEWS

ENGLISH OVERSEAS NEWS

soma

international news_2009.09.08

Ricardo Villalobos のドキュメンタリーがヴェネツィア映画祭プレミア上映

Text by Yuki Murai (HigherFrequency)

今年で第66回を迎えるヴェネツィア映画祭に、今年新たに設けられたドキュメンタリー部門の目玉作品として、Ricardo Villalobos のギグに密着した作品 “Villalobos” がプレミア上映される。

作品内には、普段は撮影厳禁のクラブ Berghain で行なわれた撮影部分や、Cocoon at Amnesia クロージングパーティーや同じくイビサの Privilege で行われた Monza でのギグ、Soner 2006 での模様などが収録されている。昨年度の Resident Advisor の投票では No.1 DJに選出され、現在クラブシーンのスターとして幅広く認知されている Ricardo だが、そんな彼の知られざる部分の一つである 『決してアメリカではプレイしない』 という謎にも迫っている。 本作品の監督であるドイツ出身の映画監督 Romuald Karmakar は、2002年の Love Parade を撮ったドキュメンタリー “196 BPM”や、ヨーロッパ各地のエレクトロニックミュージック・シーンを巡る旅を描いた ”Between the Devil and the Wide Blue Sea” など、以前よりクラブシーンに着目した作品を撮っており、本作 “Villalobos” は 00年代のクラブカルチャー3部作の最終章となる作品とのこと。

Romuald Karmakar 監督作品 “Villalobos” のプレミア上映は、本日9/8(火)、第66回ヴェネツィア映画祭にて行われる。




関連記事


関連リンク