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international news_2009.09.04

ブースから降ろされた ATFC が Bono (U2) を非難

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

先月8月2日、フランスのナイトスポット La Baoli Cannnes にて ATFC がDJをしている最中、同クラブを訪れていたU2の Bono と Edge が、彼らが出したリクエスト通りに、選曲をハウスからR&Bに切り替えなかったことを理由に、ATFC をブースから降ろすよう指示したという。

この二人の有名なロックスターを 「VIPエリアでサングラスをかけながら踊る二人の”おっさん”」 と言いながら、ATFC こと Aydin (Phat Deeva) はその時の状況について説明した。それによると、プレイ開始から75分後、プロモーターからのジャンルを変えろという要求に応じなかった為、ブースから降ろされたのだという。

「Bono はいつもこういうことをするんだ。一晩中同じジャンルの音楽を聞くのが好きじゃないらしくて、急にR&Bをかけろとか言ってきたりする。結局、クラブのプロモーターには 『君はどうやらスキルが無いようだから、スキルのある他のDJにレジデントを務めてもらうことにするよ。』 とまで言われたんだ。」

そのプロモーターがそれを本気で言っていたのかどうかは定かではないが、Aydin は持ち時間よりも早くブースを降ろされたことに対して怒りを覚えていると Skrufff に語った。

「僕はあの日、真っ当なハウス・ミュージックをプレイしてた。飛ばし過ぎてたり、雰囲気に合わないようなものはプレイしてなかったよ。実際にお客さんはテーブルに上がって、天井に掴まりながら踊ってるぐらいだったしね。それに、R&Bをかけろって言われても持ってないし、CDウォレットに入ってた曲で一番近いものでも、Missy Elliot や P Diddy のヒップホップ・トラックだった。」

また、彼は 「Bono の付き人が背中を向けた瞬間に、Bono に中指を立ててやったよ。」 と告白した。

そして、彼はU2をダンス・スター界の 『不良』 と呼ばれている The Prodigy と比較し、このように語った。

「今年のWMCからの帰りのフライトで、僕と Defected の Simon Dunmore で2階席に乗ってたんだけど、そこに The Prodigy のメンバーもいたんだ。2階にはあんまり席数がないからほとんど僕たち二人と The Prodigy の貸し切り状態で、Keith に向かって ”I’m a Firestarter!” って叫んでみようか?って Simon とふざけてたんだ。さすがにそれはやらなかったんだけど、実際、彼らはすごく丁寧で親切だった。あと、Record Breakers で Norris McWerter にも会ったしね。VIPに会った時にこうやって普通に接してもらえることって逆に珍しいことなのかな?」

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