correspondent news _ 2007.09.19
Text by Tomoki Tamura
今回から Londo 特派員として参加させて頂く事になりました Tomoki Tamura です。日本に入ってこないような London の様々な Real な情報を伝えていきたいと思います。
今回は9月13日に行われた、私が Resident DJ を勤める Party、Holic の模様をお伝えしようと思います。場所は The END の Room2 としても有名な AKA で行われています。今回の Guest DJ は11月に日本への来日も控えている、London Club Music の歴史を語る上での最重要人物 Andrew Weatherall。彼は普段 Ivan Smagghe と行っている Wrong Meeting という Party を中心に、他では Fabric 等、大型クラブでの Guest 出演以外はあまり他の Party への出演はしていないため、今回、木曜日に行われている僕らの Party に彼が Play するという事で London ではかなり話題となっていました。
そして彼が会場に登場したのが12時前後、既に Floor は満員状態。皆さんもご存知のとおり、彼は根っからのロカビリースタイル。髪型はリーゼント、両腕にはタトゥー、シャツをズボンにピッタリ入れるいつものStyleで登場。そしてDJ中は常にくわえ煙草!のはずが、現在ロンドンは法律によって公共の建物の中では喫煙ができないようになりました。それもあり彼はDJ前に1本タバコ吸ってくるよと外出。その後、彼の登場と共に Floor の人々の期待は爆発寸前。前半は Deep な Electro House で Floor の人々をどんどんと彼の世界へ引きずり込んでいき、そして後半は徐々に Acid House へとテンションを上げていきました。やはり Real な Acid House を生み出してきた人は違うなーという渋い Track の連発。後半30分は Floor からの歓声が絶える事はありませんでした。彼が Play していた Track はいったいなんだったんでしょう?かなりなアンダーグランドミュージックでした。彼の Play する曲には常に Acid Rock な要素が含まれた危険な匂いが漂っていました。そしてDJ終了後、今から戻って作業しなくちゃ駄目なんだよーとスタジオに帰っていきました。本当に忙しい人です。
彼の後は、私のDJセットでした。あそこまで完璧な Play をされると本当にプレッシャーです、彼の Acid で Electro な雰囲気を keep しつつ後半は Deep House などを混ぜつつ Floor を終了までなんとか良い雰囲気を維持することができました。
日本の皆さん、11月に予定されている彼の日本での Play は必見です!
Dj Tomoki Tamura (geishaDiscoBoyz/HouseFM London)
www.myspace.com/djtomokitamura
根っからの大阪人。Soulfull な NY Deep House に多大な影響を受け、
House Music にのめり込みDJの道へ、現在は London を拠点に Electro, Tech な
House サウンドを追求中。