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Fabrice Lig

international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.09.27

Manumission の Andy - 「もちろん DJ はスターさ、でも…」

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

イビザのスーパー・クラブ Privilege で月曜日に行われている人気パーティー Manumission のプロモーター Andy がSkrufff とのインタビューに応え、今シーズンで展開し、大反響を呼んでいる "Ibiza Rocks" について語ると共に、来年の6月に、ロック・ミュージックを中心とした音楽フェスティヴァルの開催を予定していることを明らかにした。

「現段階で3つのパートナーが最終候補として上がっているんだけど、そろそろ決断が出そうだよ。まだ名前は言えないけど、いくつかのパートナーとフェスティヴァルを開催するんだ」

また、ロンドン・タイムス誌に掲載されていた「15年間、イビザの活力のもとだったダンス・ミュージックは、そのクリエイティヴ性の限界に到達してしまったようだ。若手のロック・バンドよりチケットの売れる DJ の名前を挙げてごらんよ」というコメント、そして同誌が指摘した "イビザの危機" について反論を展開した。

「確かに、コマーシャル的成功といった意味では、ダンス・ミュージックはその限界に来てしまっていると思うよ。ただ、そのおかげでさらにアンダー・グラウンドで、ニッチなものになり得たんだ。だから、現在のダンス・ミュージックはすごくクリエイティヴなのさ。そういったクリエイティヴなダンス・ミュージックとライブ・ミュージックのミックスが、今後のイビザではメインになって来るだろうね。かなり面白いことになりそうだよ」

「もちろんイビザでも、DJ はスター的存在さ。ただ、イビザのシーンはイギリスやそのほかの国のシーンとは異色なんだ。ヨーロッパ・シーンに遅れをとるなんて考えられないね。イビザこそシーンをリードするべきだし、必ずそうなるんだ」

「今シーズン、Ibiza Rock はものすごい成功を収めた。最初、イビザにロックを持ち込もうとした時は、すごくネガティヴな反応を受けたものだけど、イビザこそ多様なものに対応できる場所だと信じているんだ。僕たちは今、来年の企画に向けて最高の状態にあると思うよ」

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